忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2005年10月10日(月)

赤坂へタマコウォルズを観に。
タマコはますますジャムバンド方面へ進化していた。

この日履いてったスカートは裾が切りっぱなしになっているが、どんどん糸が出てくるので、がんがん切っていたら、いつのまにか布も切ってて、ゲジゲジに。しかし誰もわかるまい。
しかし、やっぱり今日はちょっと寒かった。このスカートはもう今シーズンはおしまい。

出がけにとあるファイルをダウンロードしていたのを、うっかりカチッと閉じてしまい、エラーが出て軽くパニック。
そのまま見なかったことにして、Macも落とさず出かける。

[link:531] 2005年10月13日(木) 01:19


2005年10月11日(火)

ひょんなことから、友達との話で私が漫画をあまり読んでおらず、一条ゆかりのものも何も読んだことがない、と言ったら、二人の人からそれぞれセレクトの『一条ゆかりの漫画』が届く。
なので、なぜかこのところ一条ゆかりの漫画ばかり読んでいる。
想像していたより普通のストーリー。ああ、こういう漫画なんだ。子供の頃から少女マンガっていうのにあんまり興味がなくて、ほとんど読んだこともなく、年頃の時にはそれでもいくつか友達から借りて読んだけど、どれにもハマらなくて、自分で持ってるのも『サザエさん』と『キャンディキャンディ』だけだったので、まだちょっとピンと来ず、入り込めてない。

[link:532] 2005年10月16日(日) 01:58


2005年10月15日(土)

家の中と外とで涼しさと暖かさがちがって、一日じゅう服を着たり脱いだりして変なのー、もう。
クリーニング屋さんから浴衣が戻ってきたり、今頃冬のコートをクリーニングに出したり、衣替えっていうか、もうめちゃくちゃだよ。
雨に降られるし。体が濡れるのは別にいいんだけど、持ち物が濡れるのはいやなんだよね。自転車のサドルとかさー。カゴに入れるしかないカバンの中身にまで水がいってるといやーな気分。
でも秋の雨に濡れると寒いね。

11月のライヴに続き、12月もライヴがいっぱい。
ライヴ予定を更新しました。
とりあえず、12月は15日にHARCOとやる『HARCOと加藤千晶』と翌日の16日にmonaでやるのとで謎の理由なき2days。3日に出る円盤のイベントは田所せいじくんとデュオ(ユニット名未定)です。どれもこれも楽しそうでしょう?
そしてTOKUZOももうすぐ。
じゃんじゃんご予約お待ちしています。

[link:533] 2005年10月18日(火) 01:23


2005年10月17日(月)

今日も雨。
以前奥多摩へバードウォッチングに行くために意気込んで買ったけど結局履かずにいた(奥多摩の山道では下駄履いててひんしゅくを買った)長靴を履いて外出。水たまりとかをなーんにも気にせずどしゃどしゃ歩けるのは気持ちがよかったけど、長靴の中で靴下がだんだん下がっていって気持ちが悪かった。

[link:534] 2005年10月19日(水) 00:48


2005年10月18日(火)

アラントゥーサンのピアノだけのアルバムって1枚ぐらいしかないんだな。もっと聴きたいなあ。
長谷川町子の『似たもの一家』っていうのを読んだら、『かんぴょう』という話があまりにもウチの話みたいで、読んでてこわくなった。『似たもの一家』というのはサザエさんでおなじみの隣の作家、伊佐坂ナンブツ先生一家の話で、いわゆるサザエさんの外伝的な話(厳密にはサザエさんたちは出てこないけど)。
で、『かんぴょう』は、伊佐坂先生のところへ弟ののん助から「もらいものだけど食べないから」とかんぴょうが送られて来たので、かわりに海苔を送り帰してやろうとするけど、そのままじゃ海苔がくしゃくしゃになってしまうので、そのへんにあった伊佐坂先生の書いた本の厚紙カバーに入れて送るよう息子のじんろくに頼む。じんろくは本のカバーに入れた海苔の包みにかけるヒモを探し、ヒモと間違えて送られてきたかんぴょうで荷造りしてのん助へ出す。のん助はかんぴょうが一昨年のものだとバレたのでヒモに使われたと勘違いし、更に、中から出て来た伊佐坂先生の本の中身も見ずに『一枚一枚息もつかずに見てしまいました。そのうま味にしばし恍惚とよってしまい. . . .云々』という礼状を出す、礼状を受け取った伊佐坂先生は『これが海苔の礼状か、あいつの作家志望にも困ったもんだ。』という話。

これを読んでまず思い出したのが『加藤家6Pチーズ事件』。
うちの母が、私の引越の時に、『蚊がイヤだからとりあえずしばしの間分. . . .』と、名古屋から香取線香を小さい巻きに折って6Pチーズの箱に入れて持ってきた。
受け取った私は引越のどさくさにまぎれてそれを掃除機入れにとりあえず入れた。2〜3日経って、自分で入れたことも忘れ、掃除機入れに6Pチーズが入ってるのに驚いて、中身も見ずに冷蔵庫へ。それから1週間ぐらい経って、そういえば6Pチーズがあったな、食べよう. . . . と箱を開けたら蚊取り線香が出て来て再度びっくり。という、漫画のような話。
他にもこういう類いの話がいっぱいあって、そのすべてはうちの母が発端だ。こうして長谷川町子の漫画を読めば読むほど、読むたびに、うちの母はやっぱり完全に『サザエ系』であることを再確認する昨今です。

[link:535] 2005年10月20日(木) 00:54

2003年6月16日までの日記


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