『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:518] 2005年09月24日(土) 11:54
西村さんは観るごとに歌に貫禄がついてきて、ギターはもう『匠』という感じがするし、すごいなー、と思います。
ニューアルバムも、すごくイイし、かっこいい。
この日のセットは前半はアコースティック、後半はバンドという豪華なものでしたが、どっちもよかった。西村さんの曲は結構マイナーの曲が多くて、詞を聴いてもやや湿った感じの内容の曲もあるのだけど、でもその湿り加減がなぜか『じっとり』ではなく、『カラッ』として聴こえるので不思議な感じがする。
今日の後半のバンドセットで、メンバーはグランドファーザーズ再結成的なことだったようなこともあり、グランドファーザーズファンの人も大いに盛り上がっていました。私はグランドファーザーズはかれこれ15年ぐらい前に大須のELLで観たなあ。確か。その時の対バンは『ファントムギフト』(!)と、『エコエコサイクルズ』、とかいう名古屋のバンドと、真心ブラザーズの桜井さんがむかーしにやっていた『びっくりしたな、もう』というバンドだった気がする。記憶がごっちゃになっている可能性はあるけど。
ああ、大昔だなあ。
大昔といえば、かなり以前、どこかの誰か知らない人が『加藤千晶』という人は昔『インベーダーズ』というバンドをやっていて、それはシティーポップスっぽいバンドだった、とどこかの掲示板に書いてあるのを見た事があるが、私にはその記憶がなくて、それは本当に私なのかなあ、といまだに疑問です。
そういうバンドを組んだことは一度もないんだけど、あるとすれば、なにかのイベントでその場限りの即席バンドでやった時にそういう適当な名前を名乗った可能性はあります(名前は私が考えたんではないと思うけど)。残念ながらどういう状況で、どういう場面でどういう曲をやったのか、とか全く不明なんですが、それがシティーポップスだった、というのはもう絶対可笑しい。あり得ん。でも百歩譲ってほんとに『インベーダーズです』みたいな一発バンドをやってたとして、ほんとにそのバンド名で正しくシティーポップスやってたら、私らは天才か!と思います。
まあ、謎は謎のままにしておくのがいいかもね。