忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2005年09月26日(月)

夜遅く、TOKUZOにCDを置いてもらうために持っていった。
森田さんから朗報を聞く。
guiroの高倉一修とチラシの相談など。
私に絵を描け描けというから描いたけど、またおかしなチラシになっちゃっいそうだ。
夜になって、昔私がやっていたザボンドボンというバンドで後期のほうでドラムをやってもらっていた丸市さんがおせっかいカレンダーすごくよかった、とメールをくれた。
高倉くんもそうだけど、むかーしむかーしから付き合いの長い人に最新作をよかった、と言ってもらえるのはとてもうれしいことだなあ。と、ふんどしを再び締め直す。

[link:523] 2005年10月01日(土) 01:20


2005年09月24日(土)

ちょっと数日籠ってマリンバの浅田実可さんの11月のイベントで演奏する曲を何曲か仕上げてきまーす。

[link:519] 2005年10月01日(土) 01:13


2005年09月23日(金)

時間は前後するんですが、20日に西村さんのレコ発を観に行かせていただきました。
西村さんは観るごとに歌に貫禄がついてきて、ギターはもう『匠』という感じがするし、すごいなー、と思います。
ニューアルバムも、すごくイイし、かっこいい。
この日のセットは前半はアコースティック、後半はバンドという豪華なものでしたが、どっちもよかった。西村さんの曲は結構マイナーの曲が多くて、詞を聴いてもやや湿った感じの内容の曲もあるのだけど、でもその湿り加減がなぜか『じっとり』ではなく、『カラッ』として聴こえるので不思議な感じがする。
今日の後半のバンドセットで、メンバーはグランドファーザーズ再結成的なことだったようなこともあり、グランドファーザーズファンの人も大いに盛り上がっていました。私はグランドファーザーズはかれこれ15年ぐらい前に大須のELLで観たなあ。確か。その時の対バンは『ファントムギフト』(!)と、『エコエコサイクルズ』、とかいう名古屋のバンドと、真心ブラザーズの桜井さんがむかーしにやっていた『びっくりしたな、もう』というバンドだった気がする。記憶がごっちゃになっている可能性はあるけど。
ああ、大昔だなあ。

大昔といえば、かなり以前、どこかの誰か知らない人が『加藤千晶』という人は昔『インベーダーズ』というバンドをやっていて、それはシティーポップスっぽいバンドだった、とどこかの掲示板に書いてあるのを見た事があるが、私にはその記憶がなくて、それは本当に私なのかなあ、といまだに疑問です。
そういうバンドを組んだことは一度もないんだけど、あるとすれば、なにかのイベントでその場限りの即席バンドでやった時にそういう適当な名前を名乗った可能性はあります(名前は私が考えたんではないと思うけど)。残念ながらどういう状況で、どういう場面でどういう曲をやったのか、とか全く不明なんですが、それがシティーポップスだった、というのはもう絶対可笑しい。あり得ん。でも百歩譲ってほんとに『インベーダーズです』みたいな一発バンドをやってたとして、ほんとにそのバンド名で正しくシティーポップスやってたら、私らは天才か!と思います。
まあ、謎は謎のままにしておくのがいいかもね。

[link:518] 2005年09月24日(土) 11:54


2005年09月22日(木)

ちょっとここんとこバテ気味だったんですが、Steve Fergusonのライヴを聴いたら一気に元気が出た感じ。Steve FergusonはNRBQのアルアンダーソンの前のギタリスト。素晴らしき変人ぶり(すごいホメ言葉)はテリーに負けず劣らず。いやひょっとしたらスティーヴファーガソンの方が超天然変人か。
アルバムを聴いた時は、うーん、Qほどは盛り上がらなかったんだけど、ライヴ聴いたら最高。

The Bad Plusの新譜もすごい。前の2枚にくらべてややわかりやすくなって、色がはっきりしちゃったなー(個人的な思い)、とは思うけど、そんなこと関係ないスゴさがある。少し世の中、うますぎて面白くない音楽、というのもあると思うが、Zappaみたいに、うまくないと表現できない面白さの音楽もあり、(うますぎて、音楽性とはちがう意味で可笑しい音楽もあるが、それはまた別。)Bad Plusもまさにそういう音楽だなあ。でも、決してそのバカテクを楽しむ音楽じゃなくて、ちゃんと音楽を楽しむんだけど、それが完全にうまくないと表現できないものだ。しかし彼らはもううまいとかどうとかいう次元ではない。超クラシック超ジャズ、とでもいうのか?その曲でなぜそのドラム?ベースはどうなってる?

さて、『おせっかいカレンダー』も発売後そろそろ一ヶ月ですが、谷中の青空洋品店に続き、古書ほうろうさんでも売り切れになりました。どうもありがとうございます!また新たに追加納品してきましたので、お店で見かけた方、気になってる方はぜひ手にとって聴いてみてください。

[link:517] 2005年09月24日(土) 01:01


2005年09月19日(月)

久しぶりに会った友達のミュージシャンが、しばらく会わない間に髭を生やし、携帯電話とPCを入手していた。このヒトは絶対そういうの持たないだろうと思ってただけにやや衝撃。しかし、これが一昔前だったら、『ついにあの人もケイタイ持っちゃったよー。あー。あのヒトがねえ。』みたいな感じに思ったかもしれないけど、今となっては、別にケイタイのひとつやふたつ持ったところで、そのヒトの印象は私の中では変わらなかった。と、いうぐらい、『ケイタイを持っている』のが『テレビを見る』ぐらい当たり前の世の中になったんだ、とうっすら自覚する。なんかヘンな世の中だなあ。便利で不便。


[link:516] 2005年09月22日(木) 23:39

2003年6月16日までの日記


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