忘れ物はないね?:2005-08-03

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2005年08月03日(水)

雑誌の取材で新宿へ。聞かれることに答える、という行為は自分の中でも考えを確認したり、改めて気がついたりするという上でなかなか大切なことです。とてもよいインタビューを受けて、発売を前に再度気合いも入った。

電車の中ではおばちゃん二人の世間話を堪能。片方のおばちゃんがモノスゴイ遠慮のないキャラで、声もでかいし、思ったことは全部言うしでほんとすごかった。『ああ、だから私は仕事がいくらあっても構わないの!でもあのヒトが側に居るのがイヤなのよ!だってホラすぐ怒鳴る. . . .やだちょっと臭い. . . .あ、お昼食べちゃう?降りたらそこらへんで. . . .え?ああ西武(のバーゲン)まだ見るの?あたしはやめとくわ。あたしは千住!千住で専門店見つけたのよ、コレ(ネックレス)の。プラチナは高いからね、シルバーよ、シルバー、今流行ってんの!わかる?あら、ホラあの人の(ケイタイ)アタシといっしょ!ホラ、これ!コ・レ!』みたいなまさにマシンガントークで、そのまま池袋で降りて行きました。

その後シモキタのいーはとーぼへ。ここでも私のCD『おせっかいカレンダー』を置いていただけることに。ありがとうございまーす。

その後打ち合わせなどありつつ、夜になり急激な腹痛に襲われる。だんだん血の気が引いてきて、気持ちも悪くなってきて、冷や汗みたいなのが出てきて、もうほんとに死ぬかと思った。そんな具合で家まで行き着けず、なんかよくわからないボーリング場に駆け込んだ。ちょっとーどいてどいて!もー!マイボールとかコロコロ運んでんじゃないよ!的な鬼の形相ですごい勢いで入って来た一人の女をみなさんどういう思いで見ておられたでしょうか。夏の冷えには注意しましょう。


[link:482] 2005年08月05日(金) 01:38

2003年6月16日までの日記


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