『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:475] 2005年07月24日(日) 02:21
というわけであたらしい下駄を買ってみた。まだ足になじんでなくてちょっと痛いけどかわいくて気に入っている。
前の下駄は、ほんとにいろんなところに履いて行ったなあ。
郡上の徹夜踊りに行った時には一晩中鳴らして踊ったっけ。
郡上踊りの中に『春駒』という唄があって、それの踊りは下駄をカン、カン、と鳴らしてつんのめるみたいに踊るのが特徴。
毎年お盆の三日間は徹夜踊りというのがあるんだけど、その時には櫓の上で歌う人も徹夜で唄うから、朝方にはおじいさんの自慢のノドも枯れ枯れになってたなあ。また行きたいなあ。今行ったら徹夜で踊り続けられるだろうか。