忘れ物はないね?:2005-07-09

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2005年07月09日(土)

突然ですが、奥多摩へ。
もう半年ぐらい前から(厳密には1年ぐらい)のびにのびていた仲良しのP女史との約束が急に実現し、1泊旅行に行くことにしたものの、厳密な行き先が決まっていたわけでもなく、私の急速なバードウォッチング熱も手伝って奥多摩に行くことになった。
自分でも理由はわからないが、突然の鳥ブームで、毎夜うなされるように『ルリビタキ、アカショウビン、ミソサザイ、ヒレンジャク. . . . . 』などと口走り、デジカメ付き双眼鏡と長靴を取り揃えた私のバーダーデビューということもあり、興奮して前日はよく眠れなかった。荷物をつめながら、『温泉もあるから、ひょっとして温泉をあがった帰り道もホタルも見れるかも(勝手に想像)。その時のために下駄とか持ってこ。』『鳥を間近で見たらスケッチとかするかも(想像)。』など、いそいそしながら家を出た。宿も急だったけど、キャンセルがあったとかで、たまたま偶然とれた。奥多摩線の鳩の巣駅にある鳩の巣渓谷の近くの『鳩の巣荘』という国民宿舎で、『鳩の巣コース(←ダイエット中の人や量をそんなに食べなくてもいいという人向け。でも相当なボリューム。他の料理はもう食べきれないぐらいの量っぽかったのでこれにした。)』というおかゆや鍋やそばが出るごはんを食べた。

続く

[link:467] 2005年07月13日(水) 00:56

2003年6月16日までの日記


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