忘れ物はないね?:2005-05-24

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2005年05月24日(火)

monaでミーティング。
雨に降られて家に駆け込んで帰って来たら、玄関から一番奥の部屋に電気がついている。家を出たのは夕方。自分が消し忘れて出たのかもしれないけど、ひょっとしてひょっとするとどろぼうが入って、今も押し入れに隠れていたらどうしよう、と急にこわくなって、傘を構えて玄関から近い部屋を順番に『わー!わー!』と叫びながら廊下を歩いていった。で、奥の居間をおそるおそるのぞいたところで電話が鳴り、飛び上がりそうになった。これで無言電話だったらシャレにならんけど、電話は札幌の早川司寿ちゃんで、『ああ、もしもし〜?』の声にへなへなーとなってしまった。いきさつを話したら『そんなんアンタがつけっぱなしで出かけたにきまっとるがね。まあ心配しんでもいいわ、もし電話の最中に誰かにボカンとやられて急に声がきこえんくなったら私が110番したげるで』と言われて、ちょっとほっとした。へんだなあ、きっと出がけに受け渡しのモノを忘れて戻って来たときにまちがえて電気をつけたんだなあ。どろぼうじゃなくてよかったです。

[link:441] 2005年05月25日(水) 23:26

2003年6月16日までの日記


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