『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:429] 2005年05月06日(金) 03:05
ああ、忙しくも楽しかった日々。あとはミックスとマスタリング。私はこれからしばらくは今度はジャケット関係のことをする予定です。
久しぶりに街を歩いたら、いままで草ぼうぼうだった空き地がすっかり整備されて家なんか建っちゃってた。あと、でかーい膨大な敷地の何の工場かわかんないけど工場だったところもどうやら閉鎖になって、だだっぴろーーーーいグラウンドに錆びた巨大なチクチクの鉄のボールがゴロンとしていた。ここもマンションかなんかになっちゃうのかなあ。
でも、近所のある家の階段の上にドターっと寝ているゴールデンのバナナが散歩しているのを見かけてちょっとうれしかった。声をかけたかったけどバナナもバナナの飼い主の人も私をぜんぜん知らないから、ちょっと迷ってやっぱりやめた。
わらびもちも食べた。黒糖入りのと三温糖入りの。