『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:388] 2005年02月23日(水) 02:10
いっぱいの人の頭と頭の間をぬって大人数のステージをスポットで抜きながら観る。相変わらず飄々と、しかしあったかく、粋だけど泥くさい、キマっているけどキマっていない、力の抜けた素敵なステージ。ああ、またバンドがうらやましくなってきた。そして長年の計画であるインストアルバムを作る、というのも早々にやりたくなってきた。
今は今作ってるアルバムにすべてを注ぎ込んでいるから、ちょっと考えるのは無理なんだけど、これが終わったら次はインストアルバムだな、と決意を新たにする。スペシャルゲストの関島さんがこれまたかっこよかったんだなー。一心にリコーダーを吹く関島さんの背後で石川さんが自由演技で関島さんにちょっかいを出しまくっている、というコントラストも猛烈に面白かった。