忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2005年01月15日(土)

別の仕事のデモを制作中。インドカレーが食べたいなあ。
最近どうしたことか、和菓子が好きになってきた。あんなに大嫌いだった餡もかなり食べられる。こし餡とかだったらむしろ好き。以前だったらありえない。ねえ、こういうことが年をとるってことなの?そうなの?

[link:355] 2005年01月15日(土) 22:46


2005年01月14日(金)

睡眠ほぼ3時間のもうろうとした状態でMacとインターフェースとJVを担いで電車でスタジオへ。なんとか曲は間にあった。しかしこの大荷物を毎回持って歩くのはツライなあ。というか電車に乗ってしまえばいいのだが、乗る前と降りてからの歩きがツライ。とうとう重さに耐えきれなくなって激しく近距離だったが駅からスタジオまでタクシーに乗ってしまった。方法を考えなきゃなあ。

[link:354] 2005年01月15日(土) 22:42


2005年01月12日(水)

寒かったー。今日は寒かったねー。
日頃、特に冬は外に出ないが、こういう寒い日に限って打ち合わせ2つ。いや厳密には3つ。そのうち2つはわりと緊急を要する内容でひっきりなしに電話がかかり、そのおかげで『ケイタイで大声で話しながら急ぎ足で横断歩道を駆け抜け』、『家に帰れば外でバイク便の人が荷物を持って待ってる』という、自分的には近年まれに見るニセのイケてるビジネスマン状態を経験することができました。しかし私のような人は1年のうち10ヶ月はヒマで、2ヶ月のみ集中的に忙しい、ということもよくあるので、こんなに忙しいのは今月だけかもしれない(マイナス思考)から、ありがたく心と体をひきしめて果敢に挑む(果敢に挑め、とTVブロスの占いに....)のであります。
しかし、某放送局で、某所に立ち寄ろうとして、またまたおかしな所へ迷い込んでしまいました。大きな建物の中には、私の知っている活気のある制作局のフロアとは全く対照的な、神秘的でちょっと怖い感じのフロアもやはりあるのですね(当たり前か)。エレベーターを乗り継ぎ、何度も角を曲がった先は長い長い廊下がのびている。その片側は、番号のついた黒い鉄のトビラがいくつもある。倉庫かとも思えるが、時折、そこから笑いながら人が出て来たりするので、なんらかの部屋であると予測できる。そしてその反対側は窓のないシーンとしたオフィスで黙々と人が机に向かっている広ーい部署。目的の所には結局行けなかったのですが、面白かったです。子供の頃、知らないビルに忍び込んで探検とかしてたのをまた実行できた感じ。このエレベーターに乗るとどこ行っちゃうの?みたいなのって今時あんまりできないもんね。

[link:353] 2005年01月13日(木) 15:50


2005年01月11日(火)

実はうちの犬こりんちゃんには、チロちゃんという姉妹犬がいる。こりんちゃんたちが生まれた時、『2匹女の子がいるんだけどもらわない?』との連絡が私の同級生の家にあり、その同級生が『うちも一匹もらうからちあきんちも一匹いらない?』と言ってきてくれた。そういうわけで一匹は同級生の家にもらわれチロちゃんとなり、もう一匹はうちに来てこりんちゃんになった。この二人(二匹)は小さい頃からほんとにそっくりで、毛の色や食いしんぼうの性格や顔もそっくり。まるで双子のようだ。しいて言えばチロちゃんは「目ばり」が濃く、顔立ちも出で立ちも派手めでどちらかというと大阪のおばちゃん。こりんは渋めの東北のおばさん顔である。
しかし性格はどちらもかなり食いしんぼうのおてんばで、昔からお互い色々なエピソードがあったものだが、齢14歳を数える今となっても、食べ物めがけて飛び上がるジャンプ力はすさまじいものがある。この間お正月にその飼い主である友達と電話でしゃべっていて、そのことが明らかになった。
こりんには昔、犬用のでかい骨型のガムを1時間で食べ尽くした、というあり得ないエピソードがある。障子はり用に小麦粉を水でといて作ってあった糊をなめてしまったこともある。チロちゃんには、散歩の途中河原で綱をはずしたら、一目散にどこかへ飛んでいき、お地蔵さんにお供えしてあった団子をくわえて戻って来たり、話しかけてきたおばさんに飛びついて持っていた買い物袋をうばったり、という大変微笑ましく恐ろしいエピソードがある。そんなこりんちゃんとチロちゃんも14歳。写真が全然うまくとれなくて、なかなか載せられないのだけど、来年は戌年なので彼女らをフィーチャーしていきたいと思っています。ってまだ酉年になったばっかやん。

[link:352] 2005年01月11日(火) 21:27


2005年01月10日(月)

クロコダイルへライブ観戦。
セロファン、西村哲也、ジャック達というイベント。
セロファンは久しぶりなのと、ドラムが中原さんになってはじめて見たが、相変わらずのひねくれポップスですごく楽しかった。中原さんは9コンパスというバンドで活躍する年頃の乙女だが、さすがに「空手バカ一代」を愛読し、大山倍達を敬愛するだけあって女だてらにどしょっ骨と腰のはいったドラミングでセロファンのメンバーを手玉にとっていた、いやちがう、がっしり支えていた。かっこいい。
西村さんのしめった砂ぼこりのような世界、一色さんのすばらしい演芸ポップスと、それぞれほんとに独自のカラーが炸裂していて楽しいイベントだった。久しぶりの人にもたくさん会った。
帰りの電車で、泥酔状態の30歳ぐらいの女の人が前に立ったが、コートもバッグもかなり汚れていて、鼻をほじったり、歯の掃除をしたり、その上パンを食べたりで結構閉口した。しかしバッグからとりだしたベタベタに汚れたトルーマン・カポーティを妙に真剣に読んでいて、でも読んでいるかと思えば動かないので、寝てるのかと思うと目は開いていて、ほんとに酔っぱらっちゃってるんだな、という感じ。あの人はこのことを覚えてるんだろうか。お酒にめっぽう弱く、あんなふうに酔っぱらうことができない身としてはとても不思議だった。

[link:351] 2005年01月10日(月) 15:20

2003年6月16日までの日記


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