忘れ物はないね?:2004-12-07

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2004年12月07日(火)ずっと心にひっかかっていたこと

前々から気になっていたのだけど、歯磨きとか歯ブラシのコマーシャルは、なんで歯磨き粉(っていうかチューブ)をちゃんとつけて歯を磨くシーンはないのだろう?白い歯を強調するのはわかるけど、歯ブラシに「これでもか」っていうぐらい歯磨き粉をグニューっと出してるのに、磨いてるところは明らかに素ブラシ(歯磨き粉つけてない)でしょ!っていう感じ。最近じゃ、洗顔フォームのCMも、メイク落としのCMも『こんなの流すのはオッケーなんだ』と心配するほどメイク取れかけのびえ〜〜っていう顔とか出てくるのに、歯磨きはやっぱりどれもこれも素ブラシで、口のまわり泡ぶくぶくなシーンは出てこない。もっともメイク落としとかとちがって、口ぶくぶくのシーンを見せても「歯はこんなに白くなります」というシーンには直結しないから効果としては意味なさそうというのはわかるんだけど、現実の日常じゃ歯磨きなんて絶対誰もが口のまわりぶくぶくになるのに、CMだとみんな素ブラシっていうのは、なんか自然な流れを曲げてるみたいでヘンだなあっていつも思う。口のまわりぶくぶくな絵ってのはそんなにテレビ的にアウトなの?あと、全体的に歯磨きとか歯ブラシのコマーシャルはなんていうか、割とキレイめで「正しい感じ」のものが多いから、歯磨き界という分野自体がコンサバティブな感じなんだろうか。ぬおーっと起きて、がーっとごはん食べて、歯磨きつけて口のまわりぶくぶくでどわ〜っと歯みがいてガラガラプハー、そこではじめて歯がキラッ!っていうようなリアルでかっこわるい、いい意味でかっこいい歯磨きのCMっていうのがみたいのになあ。ま、すっごくどうでもいいことなんですけど。

[link:338] 2004年12月07日(火) 18:01

2003年6月16日までの日記


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