『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:319] 2004年11月03日(水) 02:55
たくさんの方に来ていただいて本当にありがとうございました。アルバム、それから新しいシリーズもますます楽しいものをお届けできるように、作戦練ってます。やりますよー。ゲストに出演してくださったみなさん、ゆわくち軍団のみなさん、MANDA-LA2のみなさん、スタッフのみなさん、おつかれさまでした。ありがとうございました。そしてもちろんこれからもどうかよろしくお願いいたします。
せっかく第9回までのセットリストを小冊子に記録したので、第10回のきのう演奏した曲も記しておきます。
1. ゆわかしと口ぶえのテーマレギュラー
2. 留守番ライス
3. 船は行く行く
4. あじさいの人
5. 寒い時代
6. 棒がいっぽん
7. ライジングサン
8. バイバイさよなら
9. カナブン
10. 南雲通り交差点
11. カミナリ食堂
回文対決(勝者:関島.....)
12. Railroad
13. らくがき線路
14. そしてへそまがりな話しをする
15. とおくのまちで
16. あたらしい眼鏡
17. ちょこれーとベトベト
18. 迷子のステップ
19. 夜のバス
20. 誰そ彼のうた
21. ゆわかしと口ぶえのテーマ総集編
...................................
22. Lamp
23. だるまさんがころんだ
個人的な反省点は多々あるにせよ、ほんとに楽しかった。
ゆわくち軍団のみんなで音を出す楽しさ、微妙に弱い立場のエンターテインメント(回文対決)など、ぜんぶをひっくるめて、加藤千晶というアホな人のライブを観に来てくれた人が、たとえちょっと沈み気味な時だったとしても、ライブを観終わって家についてぽちんと灯りをつける時、「なんか理由はわからないけど楽しかったな」とか、「あの人やっぱりくだらなすぎる、あの人よりは私のほうがぜんぜん賢いな」とか、「あ、そういえば冷凍庫にアイスクリーム買ってまだ食べてなかったんだった。ラッキー。食べよ」とか思ってくれたらなあ、と思っています。
そういう音楽を、そういう会話をこれからも届けたいし、自分自身もそういう気分でいたいのです。
だからこの先、万一「大根はエライ」が大ヒットしてすごい売れっ子になって武道館ライブとかやっちゃうことになっても回文対決は絶対にやろう、と心に決めた。
だからこれからも観に来てください。