『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:304] 2004年10月15日(金) 00:55
車で移動中、信号で停車してぼやーっとまわりを見ていると、道路に面したマンションの窓に何やらせっせと動く人影が。磨りガラスごしに、どうやら男の人がごはんを作っているらしいのだけど、何を作っているのかがわかりそうでわからなくて、すごいシルエットクイズ。「あ、ザルだ、あれザルからなんか盛りつけてる。ブロッコリ?ブロッコリじゃない?あれ?今度は塩ふってる、ちょっとかけすぎじゃない?出が悪いの?すごいふってるよ。でも何に塩ふってんだろ?』みたいな感じですごい気になったんだけど、真相を知る術もなく、再び青信号で動き出した。あのおかずはなんだったのかなーーーーーー。