『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:299] 2004年10月09日(土) 01:14
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午後、名古屋のふるーいふるーい親友でもあり、ギロというバンドをやっている高倉一修が突然東京に来たと連絡があり、お茶する。ギロはフィッシュマンズトリビュートにも入っている知る人ぞ知る名古屋のイカしたバンドである。今となってはごくたまにしか会う機会がないのだけど、十代の頃からお互いを叱咤激励しあって来て、それは今も変わらない。そんなギロはこのところシングルを定期的に出していて、いちばん新しいやつがこの間出たそうです。シモキタのノアルイズレコードとかで売ってるそうです。