忘れ物はないね?:2004-09-30

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2004年09月30日(木)

デモ出しして返事待ちだった仕事の本番が急に決まって麻布へのスタジオへ。CMで曲は作ったが私は歌わず別の女性歌手に歌っていただく。当初からオケなしで行ければいきたい、というオーダーだったため、ほぼアカペラ状態で、つまり歌が全面丸裸、というわけだ。同席するクライアントから次々に出る要求を即座に飲んでどんどん歌を歌っていく歌い手さんの職人芸のおかげで無事時間内に終了。歌い手さんが連れてきていた3歳の坊やとしばし遊ぶ。ブースに閉じ込めるフリをしたら泣いちゃった。ごめんよ、ごめんよ、冗談だよー。本当には閉めてないのにー。そんな泣くなよー....。チョコボールで乾杯して仲直りした。3歳なのに赤は丸の内線、黄色は銀座線、水色は東西線、とかスラスラ言ってた。

[link:295] 2004年10月02日(土) 23:46

2003年6月16日までの日記


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