『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:282] 2004年08月26日(木) 16:54
[link:283] 2004年09月01日(水) 14:28
[link:284] 2004年09月07日(火) 01:26
[link:285] 2004年09月10日(金) 14:50
[link:286] 2004年09月10日(金) 15:11
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急な平日ライブにもかかわらず来てくださったみなさんどうもありがとうございました。
ロムちゃんすどうさんユニット、サポートしてくれた高橋結子鳥羽修組、monaのスタッフやお手伝いしてくれたスタッフのみなさんどうもありがとうございました。
ロムちゃんはしばらく見ないうちにまた一段とよいテルミン奏者になっていた。音楽と一緒に遊んでいる感じがとてもよかったし、彼女のスタイルというか、音楽に対する姿勢というようなものが一段と確立されてきたと思った。あの日のテーマは「くらげ」だったそうだが、すどうさんの天然音楽な感じとよくあっていて、2人ともよくくらげしててよかった(しかし衣装はちょっと天使っぽかった)。
自分のセットでは、今日はカフェバージョンともいえる小編成でのぞんだ。monaののんびりくつろいだムードに助けられて楽しく演奏できた。ただお客さんが近いことと、デジピだったので配置がド真ん中真正面ということから、つい距離感なくお客さんに話し掛けたり掛けられたりということが起こり、テンションも妙な感じに。私はその変わったムードが楽しくもあったが、変な人だったかも。パーカッションのけっちゃんはまたまた鍵盤ハーモニカ、グロッケン、コーラスなどなど次々を技を繰り出してくれ、大活躍だった。
ゆわくち軍団のみなさんごと遠征するのはいろいろと大変なのだが、このぐらいの編成だと名古屋や京都ぐらい気軽にいけそうな気もする。行っちゃうか?
で、無理矢理アンコールをお客さんに押し付け、チアキテル。この2年間のロムちゃんとの差は歴然、笑ってごまかすしかない感が漂う中、やはりアクシデントが次々と襲ってきた。鳴るはずのものが鳴らない、テルミンがゆるーくまわっていく(とめネジが緩かった)、など、曲の途中では「ここはどこ?私はだれ?」みたいになってしまった。そうなるとテルミンはどこにも何も軸となるモノや音のない楽器なので、もう収集はつかない。お互いが相手に合わせようとしてよけいにズレていく。地獄だ。汗が滝のように流れる。しかしそんな状態にもかかわらず、リピートして戻ったところから奇跡的にまた合ったのが余計おかしくて、今度は笑いがとまらなくなった。しかし笑っているヒマもなく、足の刻み、ハーモニカ、又は声ハモなどがあり、気が狂うかと思った。見ているお客さんも、張り詰めたり爆笑したり大変だったと思う。たった3曲だったが本番の魔物に見事にやられてしまった。悔しい。リハではできたのに(言い訳)!チアキテルの実力はこんなものではない(とは言ってもそんなに大した違いがあるわけでもない)!。リベンジをしたいところだが、チアキテルは対バンやアンコールには向かない。セッティングや準備が大変すぎるからだ。チアキテルはワンマン向きだ。しかしワンマンをするだけの曲も力もない(それでも第一回チアキテルはワンマンだった)。しかし必ずリベンジする。そしてみんなを「あっ!」と言わせたいチアキテルである。どちらにせよ、長時間ライブにつきあってくださってみなさんどうもありがとう!