『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:269] 2004年08月09日(月) 22:15
[link:268] 2004年08月08日(日) 19:46
[link:267] 2004年08月08日(日) 19:37
[link:264] 2004年08月02日(月) 16:18
[link:265] 2004年07月30日(金) 18:10
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バナナホールにはマリンバの実可さんが東京から到着していた。泊まりだというのに草履履きでウェストポーチひとつという達人のいでたち。
ステージでピアノを触らせてもらっているとテリーがトランペットを持って来てくれ、さっそく練習してみる。音デカい!その音のデカさは我らが関島さんをして『あの音のパワー、少しわけてほしいよね』と言わしめたほどだ。そしてQのサウンドチェックに続いて私達のチェックをする。せっかくなので私はテリーがいつも使っている足にコロコロの付いた動く椅子(ピアノ椅子ではない)を貸してもらうことにした。めちゃくちゃいい。テリーのあのグルーヴの20%ぐらいはこの椅子のおかげか?(笑)と思った。もちろん私がその椅子を借りたからと言ってテリーのようなプレイができるわけもないが、『身体が固定されていることから来る緊張感』が解け、なんだかすごく楽しく演奏できるような気がしてきた(実際そうだった)。私たちがリハをしている間もトムはずっと床に寝っころがって楽しそうに聴いていてくれてうれしかった。そうだよね、もうここまで来たら楽しく演奏するしかないよね、と腹をくくり、本番までのしばらくを実可さんやけっちゃんたちとオーガニックカフェでまったりお茶して過ごす。
時間はすぐに経った。