『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:246] 2004年07月03日(土) 20:04
前回は私が何の注文確認の連絡ももらえないまま(おばちゃんの注文の名前は見たと思うという記憶のみで)振込みをするよう言われ、やっぱりそれでは不安だから振込み前に注文の確認をもらえるよう頼んで電話を終えた。
その後、おばちゃんから電話があり、おばちゃんが『見たと思う』と言い張っていたのは同じ苗字の別の人であることが判明。やっぱりなー。偶然王の私の場合、またそういう時に限ってそういう偶然が起きるんだよなー。とうすうす思ってはいたが、やはり起きた。別人..。ということはやっぱり私の注文は何一つ届いてなかったということだ。パソコンが壊れる直前にギリギリ届いてた、というのはおばちゃんのガセネタであった。
という振り出しに戻ったところで、私はいっそもうキヤンセルしようかとも思った。
しかし、電話の向こうのおばちゃんはそんなことは全く気にしていない様子で、まるで近所の人と立ち話してるように『ご〜めんね〜え。パソコンがダメになっちゃってて〜。』とか言うのである。そして『パソコンじゃあダメだからもうFAXで(注文を)もらったほうがはやいね〜え。』と言う。
悪気はまったくない。どこまでも天然だ。さすが石垣島、水牛の島である。たぶん東京の一時間は石垣島の一日ぐらいだ。おまけにちゃんと気も利かせて『忘れなかったら「のし」の御中元の下に名前も書いといてあげるよお。』とか言ってくれちゃってる(忘れなかったら)。結論、もう巻き込まれたら巻き込まれるしかなかった。もう一度FAXで注文出しました。改めて。そしたら電話で確認が来ました。それで、もう振込みました。あとは到着を待つばかりです。すっかりおばちゃんの石垣島ペースに.....。しかし私の目に狂いは、狂いは、狂いはなかった(と思いたい)。
そして、更に今日、おっちゃんからメールが来た。『注文確認しました。HPにある口座に振込んでください。』って6月29日付になってるメールが...。PC直ったんだね...。
でももう振込んだよっ。もうとっくにっ。
この一連を読んで、石垣島時間が味わいたくなった方はぜひマンゴー農園とダチョウ牧場で検索してみてください。
『O農園』です。コンピュータは直ったようです。