『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:251] 2004年07月11日(日) 21:16
[link:250] 2004年07月10日(土) 00:08
[link:249] 2004年07月09日(金) 23:56
[link:248] 2004年07月05日(月) 23:58
[link:247] 2004年07月05日(月) 23:34
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昼間、郵便局の休日窓口へ行くと、何やら緊迫した雰囲気に包まれていて、おじいさんが局員の人にえらい剣幕でどなりつけている。おじいさんの次にはおじさんやおばさんや茶髪でサーファー風な30代男性、といった感じの人々が続いて待っていたがあまりの剣幕に誰もが黙って成りゆきを見守っている様子。どうやらおじいさんは不在票が入っていたため小包の受け取りに来たが、身分証明に見せた免許証の番号を局員の人が書き留めたため、『個人番号をなぜお前が控える権利があるのだっ!個人情報の流出が問題になっている昨今、本人が窓口に来て免許証を見せているのに、そのうえ番号まで書き留められる筋合いはない!ワシは郵政省に電話して抗議するぞっ!』といきりたっているのだった。局員の人も『えーとおっしゃることはわかるのですが、決まりは決まりですので、なんとも...』というような弱々しい対応で、ますますおじいさんは頭に血がのぼってしまって、もう誰も止められない状態になってしまっていた。まあ確かにおじいさんの言い分はもっともだと思うが、それを今この休日窓口でされてもなあ...。みんな列になってるのになあ....。というムードでいっぱいの中、さきほどから住所などを書く作業をしていた茶髪サーファーの男性が『うるせーなじじい、さっさとどっか行けよ、決まりは決まりだろ、みんな待ってんだよ!』と一喝。するとびっくりするほど一瞬シーンとなり、おじいさんはサーッと帰ってしまった。「ま、よかったよかった...。でも....。」という静寂があたりを包んだ次の瞬間、『なーーーんて、追い払っちゃったけど、よかったかな...てへっ!』と、さきほどの茶髪サーファーの態度が豹変。そして、いきなり嘘のような『いいひとオーラ』全開で『あのーこの荷物なんですけど〜、明日の午前中とかってダイジョウブですかっ?てへっ!』と局員の人ににこにこと尋ねている。局員の人もなんだかドギマギしてしまっていて、『あ、あの大丈夫...ですか?いえ、荷物じゃなくて、さきほどは...』みたいな妙な会話がなされていた。
あの後おじいさんはどうしたんだろう?怒りながら帰る途中に倒れてなきゃいいけど。
久住さんのバンドのライブはツインズよしはしであり、よしはしへ行くと、そこでも扉の外でお客のひとりがお店の人相手に何かを怒鳴り散らしており、今日はみんな怒ってるなあ、どうしたんだろう?と思いました。
ライブはとても愉快なライブでした。バンドも楽しかったし、なんといってもギター一本でテクノやフォークを弾き語る坂本Q一さんが見られたことがうれしかった。
帰って少しいろいろ作業や考え事などする。