『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:209] 2004年05月10日(月) 23:09
見に来てくださった方、呼んでくれた各駅停車のみなさん、ツインズよしはしの方、どうもありがとうございました。
3年ほど前によしはしでピアノを弾いた時には、ピアノはあれど、その他の設備がまだぜんぜんなくて、ピアノ自体もあまりにも響いて鳴りすぎる!という印象だったので、ちょっと心配だったのだけど、そんな心配は全然無用だった。環境がとてもよくなっていて、また3人の小編成が小屋に合っていてすごく楽しく演奏することができた。
この日の(高橋)けっちゃんは次から次へといろんな楽器を
繰り出し、鍵盤ハーモニカまで吹いてくれ、大活躍だった。惚れた人がきっと何人もいることでしょう。
各駅停車もライブをはじめて見たが、以前に聴いたCDの感じよりこの日のアコースティックテイスト多めの雰囲気のほうがしっくりきててよかった。
それにしても各駅停車のメンバーはほんとにひとりひとりのキャラが独特にバラバラで面白い。
ドラムの横山さんがお土産をくださって、大喜びした後に袋の中を見ると、いただいたはずのものが一個入っていなかったのでさんざん迷った末、「やっぱりせっかくくれたのだから、もらって帰らないと、そのほうが悪いよな」と思ってステージ上でそれを言ってみたら、それは実は私にくれるものではなかったことが判明(私はその他のものをすでにもらった)して恥ずかしい思いをする。結局催促したような格好になってそれももらってしまい、大変悪いことをしてしまいました。でもどうもありがとうございました。
終演後軽く打ち上がって、再びツインズよしはしの前を通りかかるとさきほどまで『2's YOSHIHASHI』と書かれていたお店の表札の上に『ひさし』と書かれた紙がセロテープで貼ってあってびっくりした。どうやらツインズよしはしは、夜は『ひさし』というちがうお店になっているようです。それにしてもびっくりした。