忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2004年05月08日(土)

明日は各駅停車のイベントでツインズよしはしでライブです。来てくださるご予定の方も、迷っておられる方も、日曜日なので開演時間が早いです。ご注意。
明日のテーマに基づいたプログラムのようなものが配られ、私が食についてすばやく語った(?)『うんちく』もお読みいただけることでしょう。
各駅停車と加藤千晶の楽しいライブです。どうぞおいでください。

リハの帰りにお腹がぺこぺこでぺこぺこで、ファミレスに入りました。オムライスとエビフライがセットになったまさに私のためにあるようなやつを注文したのですが、それが湯気を立ててテーブルに運ばれ前に置かれた時、私、思わずにっこりと笑ってしまったようです。フと顔をあげると、その様を見ていたらしいウエイターの身体の丸い男性と目が合ってしまい、ちょっと笑われてしまいました。きっとすごくうれしそうだったんだな、私.....。

[link:208] 2004年05月08日(土) 23:16


2004年05月09日(日)

きのうは各駅停車のイベントにお呼ばれする格好で、ライブをさせていただいた。
見に来てくださった方、呼んでくれた各駅停車のみなさん、ツインズよしはしの方、どうもありがとうございました。

3年ほど前によしはしでピアノを弾いた時には、ピアノはあれど、その他の設備がまだぜんぜんなくて、ピアノ自体もあまりにも響いて鳴りすぎる!という印象だったので、ちょっと心配だったのだけど、そんな心配は全然無用だった。環境がとてもよくなっていて、また3人の小編成が小屋に合っていてすごく楽しく演奏することができた。
この日の(高橋)けっちゃんは次から次へといろんな楽器を
繰り出し、鍵盤ハーモニカまで吹いてくれ、大活躍だった。惚れた人がきっと何人もいることでしょう。

各駅停車もライブをはじめて見たが、以前に聴いたCDの感じよりこの日のアコースティックテイスト多めの雰囲気のほうがしっくりきててよかった。
それにしても各駅停車のメンバーはほんとにひとりひとりのキャラが独特にバラバラで面白い。
ドラムの横山さんがお土産をくださって、大喜びした後に袋の中を見ると、いただいたはずのものが一個入っていなかったのでさんざん迷った末、「やっぱりせっかくくれたのだから、もらって帰らないと、そのほうが悪いよな」と思ってステージ上でそれを言ってみたら、それは実は私にくれるものではなかったことが判明(私はその他のものをすでにもらった)して恥ずかしい思いをする。結局催促したような格好になってそれももらってしまい、大変悪いことをしてしまいました。でもどうもありがとうございました。

終演後軽く打ち上がって、再びツインズよしはしの前を通りかかるとさきほどまで『2's YOSHIHASHI』と書かれていたお店の表札の上に『ひさし』と書かれた紙がセロテープで貼ってあってびっくりした。どうやらツインズよしはしは、夜は『ひさし』というちがうお店になっているようです。それにしてもびっくりした。

[link:209] 2004年05月10日(月) 23:09


2004年05月10日(月)

チラシを置いたりCDの精算などの諸々で高円寺、吉祥寺、新宿などをまわる。
帰り際、ラーメンを食べることになり歌舞伎町をぼや〜っと歩いていたら、豹柄のぴったりめのニットとスカートを身にまとった渡部絵美(元フィギュアスケートの人)とすれちがう。焼肉屋さんへ入って行った。ほほー、さすが歌舞伎町です。
しかし歌舞伎町ってほんとに絵に描いたような『欲望渦巻く都会のナントカ・眠らない街...』みたいな感じで、ちょっとぼんやりしてしまいました。私にはまったく関係ない人たちが世の中にいかにたくさんいるか、というのを改めて感じた思いです。

[link:210] 2004年05月10日(月) 23:20


2004年05月11日(火)

ぼや〜っとスーパーへ行き、目的のものをすばやく買う、という一連の行為の中でたまに楽しむことがある。
それは、陳列棚の前で顎に指をあててうろ〜っと商品を見ているおばちゃんの目の前で、まるで迷わず、自分の目的の商品をサッととってサッとカゴに入れ、すばやく立ち去るのである。
すると、目の前で私にそれをされたおばちゃんは、10人中9人ぐらいの割合で私が買っていったものを手にとってじーっと見る。
そして『へえ、あの人、いつもコレ買ってるのね...おいしいんかしら...?私もちょっと買ってみよ。』という顔をして自分もカゴへ入れるのだ。その瞬間を見た時の『よし、やった。』という気持ち。なんかよく意味がわかんないけど、『あ、買った買った!』という妙にうれしい感じ。別にそこの商品の会社を応援してるわけでもなんでもないのに。
まあ、そのおばちゃんの様子をちょっと離れたところからチラチラ見て確認してる私もあほだなあ、と思うんだけど、この遊びは面白い。

[link:211] 2004年05月14日(金) 14:30


2004年05月13日(木)

ちょっとしたお知らせです。
HPの表紙にご案内を載せましたけども、次回のゆわかしと口ぶえより、HPでご予約を受け付けることになりました。
前売料金というのはないのですが、予約特典として、この先手に入ることはまずないであろう物をさしあげます。欲しいか欲しくないか、よくお考えになり(?)ふるってご予約ください〜。

[link:215] 2004年05月13日(木) 14:54

2003年6月16日までの日記


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