『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:198] 2004年04月17日(土) 15:26
実はずっと思っていたのだが、今回映像に関するいろいろのスタッフであるNさんという人の顔が、私が昔いた少年王者館というところの主宰の天野天街にそっくりなのだ。天野さんよりはちょっと若いのだけど、『天野さんをもうちょっとコレコレシカジカした感じ』とかじゃなくて、若い頃の天野さんに普通にそっくり。だからNさんが今の天野さんの年になったら、やっぱり今の天野さんの顔になると思う。顔ばかりじゃなくて、表情も込みで似ていて、『ちょっとこまったように眉毛をハの字っぽくして口もちょっととんがらしたようにしゃべる時』のようなわりと特徴的な表情も同じようにする。誰か天野さんを知っている人に「しゃべっているNさん」を表情込みで見せたくてしょうがない。初めてNさんに会った時から誰かと共有したくてたまらないほどの似方なのだが、ずーっと独りで「ああ、似てるなあ、やっぱ似てる。すげー似てるよ..。」とひとりで味わってばかりです。誰か〜。