忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2004年02月19日(木)空気リハ

某所にて空気公団のリハ。
そこでご一緒しているオンボタンダウンのアチコさんと甘いもの談義に花が咲き、うちの近所の和菓子屋さん特製のどら焼きを買っていって、みんなで食べた。
私は餡がダメなんだけど、このどら焼きは甘さ控えめなホイップクリームと餡がミックスされてふわっふわのどら皮(?)にはさんである絶品で、これだったら食べられる。
みんながおいしいおいしいおいしいねえ、と言って食べてくれ、うれしくなった。

[link:166] 2004年02月20日(金) 22:56


2004年02月20日(金)確定申告へむけて

めんどくさい計算のシーズンであった。
日頃なにも思わずポンポンと領収書を箱の中へ入れてるんだけど、こういう時になるといつも『ああ、もっとちゃんと分けて入れとくんだった』と思うのだ。でもいつも分けて入れておかない。それに、こういう時に出てくるのの中に印刷がとってもとっても薄くて何が何だかよくわかんない打ち出しの領収書が意外と多いことに気づく。
まあそれはさておき、私は非常に計算が苦手であり、計算機もだめ。ずーーーっと足し続けて「あ!まちがった!」って時に確かどれかを押すと今まちがったやつが帳消しになって、もういっかいその数字だけ入れ直せば何もなかったように計算が続けられるハズだが、それがどれを押すんだったかよくわかんないまま、毎年やってる気がする。だからまちがえたらもう一回最初から。

[link:167] 2004年02月20日(金) 23:01


2004年02月22日(日)花粉来たかも

おとといきのうと家にこもって譜面書いたり曲ネタ出したりしてたので、久しぶりに外で出た。ら、風が強すぎる。春はただ風が強いだけじゃなくて、いろんな方向からめちゃくちゃに吹くからコンタクトの人にとっては地獄の季節である。あ、右から吹いてるから左向いとこ、と思ってるといきなり左下から埃や砂と共に突風が巻き上がったりする。もう、ちょっと歩くだけで目真っ赤。ついでに花粉も混じって来てるね、もう確実に。
そんなこんなな中、渋谷でアイデン&ティティを鑑賞。なかなか好印象。その他に何か書くとすれば主演の人が特によかった。
その後インドカリーを食べる。世の中にはいろんな人がいるなあ、と改めて思った。当たり前のことだけど。

[link:168] 2004年02月23日(月) 14:22


2004年02月25日(水)模様替え

表紙のイラストを模様替えしてみました。
ずっと「お正月」だったので、気にしてたんだけど、なかなか落ち着いて絵が描けなかった。考えてても描けないからスタバでぼーっとコーヒーを飲んだ。そこのガラスから見える様子をメモ帳にスケッチした。で、描いた絵があれ。
だからこれはうちの近所なのです。お店はフィクションだけどね。

もうすぐゆわかしと口ぶえ。新曲を多めにやろうかな、なんて考えてます。今年になって1月はのんき大将、2月は弾き語り、3月ワンマン、4月空気公団、で、5月はまだ未定ながらもまた別の場所で弾き語りに誘っていただいている。そんなこんなで月イチでなんやかんやとライブをやってることになりますね。今年のキーワードはずばり『他所の家』です。
つまり他所のテリトリーへどんどん行こう、ということです。考えてみれば、自分の家に友達を呼んでその場を自分ワールドにするのはある意味簡単だもんね。他所のなわばりへ行って思いっきり遊んだりケンカしたりしながらも「自分でいる」ほうがうんと難しい。当たり前だけど。今年はそれをどんどんやろうと思っているのだす。だからそれこそカラダとピアノひとつ(またはふたつ?)とかでもどんどん他所へ遊びに行こうと思うのです。そうすると「ゆわかしと口ぶえ」も自然ともっとガツーンとしたものになりそうな気がするんどす。

[link:169] 2004年02月26日(木) 02:17


2004年02月27日(金)ぼたんとばら

ここで告白するのはどうしようかと迷ったんですが....、私はずばり、お昼の連続ドラマ『牡丹と薔薇』を観ています。いえ、そればかりでなく明らかにはまっています。あまり皆このことを言わないのは、やはりなんとなくいけないことのような気がするからでしょうか。東海テレビ制作のドロドロの昼ドラなんですが、いわゆる「ツッコミどころ満載すぎてツッコンじゃだめ」なタイプのそういうドラマです。そんなん今さら観てもなあ、とか思って全然最初観るつもりもなかったんですが、主演の大河内奈々子を以前スーパーマーケットやTSUTAYAなどで見かけたことにより、俄然親近感がわいてちょっと観てみようかな、程度にチャンネルを合わせてしまった。大雑把にいうと大河内演じる姉と小沢真珠演じる妹の生涯にわたる愛憎劇がくりひろげられる一大スペクタクル。そしたらその30分の間に妹役の小沢真珠が雛人形の首を抜いて暴れたり、いつの時代か全然わかんない『不良(外国人もいる。弾き語りをしているらしい。)』と戯れたり、大河内奈々子はお金を盗んだ濡れ衣を着せられて母親から『薄汚いドロボウへび!(本当はこれに似た別のセリフだった)』と罵られたりで、もう大変だった。そしてそれから2週間ぐらい観ているけど、毎日そういう「飛び道具」のようなシーンがあって、恋人が上半身裸でムチに打たれたかと思ったら次の瞬間道路へ飛び出してあっさり死んでしまったり、洋服をズタズタにハサミで切り裂いたりで30分。また別の日には姉が例の不良に暴行されたり、そんでそれは妹の陰謀で、その真相を血のつながらない弟と育ての父が知ってしまって父が包丁持ってあばれたり。で結局大河内奈々子を刺しちゃったりで30分。
で今は、奈々子の傷が1日で治っちゃったと思ったら今度は両親が飛行機事故で死んでしまった段階。
もう短い時間によくそんなに思いつくなあと思うような展開がありすぎて、しかも知らないうちに1年経ってたりして、もう何がどうなってこうなってるのか思い出せない。
で、こういうのをクドカンとかが面白がってやりそうなんだけど(マンハッタンラブストーリーの中の『軽井沢婦人』とか。)、そういう「お楽しみ」的な濃い人が濃く演じるやつじゃなくて、あえて「フツーの役者さんたち」がやってるのが見どころです。『棒読みっぽく』やってるんじゃなくて、微妙にほんとうに棒読みっぽい役者さんがやってたり。いやなんだけど、でもちょっとどっかにひっかかる感じの微妙なさじ加減.......とかって思って観出すと、やっぱりこのディレクターはすごいのかもしれません。ツッコんじゃうと面白くないので、ツッコまないで観ることが第一条件です。でも一回はぜったい大笑いしてしまう。

[link:170] 2004年02月28日(土) 01:50

2003年6月16日までの日記


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