忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

HOME

2003年12月31日(水)2003年大晦日

今年ももうわずかです。1年間このくだらない日記を読んでくださったみなさま、そしてそして加藤千晶のライブに足をお運びくださったみなさま、一緒にいろいろさせていただいたみなさま、ほんとにほんとにどうもありがとうございました。来年もそんなみなさまが楽しく切なく素晴らしく、そしていろんなことを吸い込んで前進できる年になりますようにお祈りしています。いろんな「ヨカッタ」を思える日々を過ごしましょう。
そんな思いを込めて今夜12時にカバーイラスト更新します。
私からの年賀状だと思って見てください。

[link:133] 2003年12月31日(水) 16:08


2003年12月30日(火)もろもろ

スーパーできゅうりを買い、花を買い、ふら〜っと自転車置き場へ戻ってきたら、後ろから『コレ落としましたよ!』と言われる。振り返ったら、さきほど買ったきゅうりをふりかざしたおばさんが駆け寄ってきてくれた。あ、それ私のですか?ああどうもすみません。ありがとうございます。
というわけで、今度こそ自転車のカゴに荷物を入れて、買った花は横に差して...と、思ったらもうひとつスーパーの袋を持っていて、あれこれなんだろう?と思って中を見ると、覚えのないパンジーの鉢植えが二つ入っている。あらららなんか知らない人の袋持って来ちゃったようだ。その袋を持ったのははたぶん花売り場のレジのところだと思う。というわけでまたまた引き返し、パンジーを返して今度こそ帰宅。
あしたは大晦日です。

[link:132] 2003年12月30日(火) 23:43


2003年12月27日(土)ミトンと忘年会

チェブラーシカの監督で有名なロマン・カチャーノフのパペットアニメ『ミトン』を観にいく。『ミトン』はチェブラーシカよりも前の1967年に撮られた短編だ。ほかの『Letter』『ママ』という短編2本と合わせて3本立ての上映で、それでも合計30分という短さで、モーニングショーとレイトショーでしか上映されてない。
内容はそれはそれはそれはそれはよくて、あんな1970年頃にこんなものを作っていた人たちがいたなんてびっくりだ。
パペットものといえばサンダーバードとかをすぐ思い出すのだけど、サンダーバードもそれはそれはすごい、と思うけど、こっちのよさはまずセンスだ。お話はとっても単純でセリフがなくてもわかりやすいものだけど、出てくるお人形の立ち方、手の動き方、目線とかいったものひとつで、その心の内面がものすごくよく伝わってくる。あと、文句なしにかわいい。こんなにかわいくていいのか?と思うぐらいかわいい。これはかなわんなー。と思ってしまった。
もう一回観に行こうかなあ。それかDVD出ないかなあ。

興奮さめやらぬ状態で、お友達ミュージシャン数名の忘年会に合流する。私が合流した時点でみなさんすでにできあがった状態だったので、かなり歯に衣着せぬぶっちゃけトークが炸裂しており、楽しかった。

ドーナッツフィルムズきってのセクシー女優も兼ねる総指揮Pと、ひょんなことから今年大ブームを巻き起こしたヌーブラの話しになった。「あれは胸の大きい人は前のつなぎ目に当たる部分が浮いてしまってダメだ」そうだ。しかし胸が小さすぎる人にも不向きでは?と小さめな声で発言した私に対し、Pは『でも小さいって言ってもさあ...そんな、大丈夫だよ。そもそも小さい人が大きくするやつだからいいんじゃないのー?』と言った後、私の胸を押してみて『あれ?』っと言いました。あれ?ってなんじゃいあれ?って。どういうこと?いや、別にヌーブラを買ったとか、購入を検討しているとか、そういうんじゃまったくないからいいですが。

[link:131] 2003年12月28日(日) 15:35


2003年12月26日(金)プチ掃除

換気扇とか、換気扇とか、あと換気扇とかを掃除。つまり換気扇中心に。いつもとりつけている換気扇フィルターみたいなやつは汚れてくると『とりかえてね』と文字が浮き出てくるというやつなのだが、もう秋ぐらいに『とりかえてね』といわれてから『いや大掃除まで』とねばっていたので、やっとそれを取り替える。別に近所のスーパーで売ってるやつだけど、換気扇のフィルターとか、ガスのとこに敷くやつとか、そういうものを買うと軽いくせにかさばかりでっかくて、自転車で持ち帰るのに一苦労だ。前カゴしかないので、そこにぶっ刺すと前が見えなくてあぶないし、ハンドルに掛けようにも掛けようがないし。
ということをしているうちに、そういえば学生時代、学祭で使う『大きな鉄製の骨組みだけの四角柱』というやっかいなものを自転車で運ばなければいけなくて、枠のみなので、そのほとんどが『持てない空間』で困った。歩いて運ぶなら枠の部分を持てばよいが、自転車にしばりつけようとすると枠から枠の幅が大きすぎるので全然だめ。もちろんカゴとかに入るようなモノでもない。しかたがないので、自転車にまたがり、枠後ろを自転車の後ろにくくりつけて、そのまま斜めに自分のほうへ倒し、枠の横から手を出して、つまり『その枠を着た状態』で早朝の街を走り抜けた。自転車は早くて徒歩より便利だけど、こういう時に困る。

また別の日にはおばさんが自転車の後ろの荷台にでかいポリバケツ(買ったらしい)をかぶせた状態で乗せていて、信号で止まってバケツをとったら中に子供が乗っていたのも見た事がある。みな苦労しているのである。

[link:130] 2003年12月28日(日) 15:11


2003年12月25日(木)カナダへ行きそびれる。

ドーナッツフィルムズの『大根ドキュメンタリーに』にも出演してくれたジョンさんが年末年始カナダへ帰るという話を聞いた。実はうちの母は学生時代からスキーが好きで、いつかスイスとかカナダとかそういうところの雪山を滑りたい、とかいつも言っているので、ジョンの家族がカナダに帰ってる時をねらってカナダへ行けば、スキー場とか一緒につれてってくれるかも!そうしたら意外と突然親孝行ができるかも!と勝手に思い立ち、急に海外旅行モードになってあちこち調べたけど、当然あらゆるフライトは満席で、ひとつの余裕もなかった。ひとつユナイテッドであったにはあったが、年末年始料金はただ往復する足代だけで一人30万ぐらいなので、両親に旅行をプレゼントどころか、自分一人の分すらそんなの手が出ないのでやめた。お正月なんてそんなもんか。

この間、根津の、以前ふらっと前を通ってからずっと気になっていたカフェにやっと入った。NOMADというカフェなんだけど、もう1年ぐらい前にふと前を通りかかって、ひっかかってたんだけど、その後行ってもたまたま休みの日だったりして、ずっと行けていなかったのだ。
そこへこの間UさんSさんと入った。ら、お店にはパスカルズのCDがズラっと積み上がっていて、すかさずこの間フランスのパスカルズツアーへ行ってきたばかりのUさんたちはお店の人と盛り上がって話していた。ケーキもおいしい、コーヒーもたっぷり来るよいお店です。
私はそこでフランスの塩と、『グリーントマトとレモンのジャム』という珍しいモノを買った。パティシエイナムラショウゾウで買おうと思っていたお遣いもののアテがはずれたのでそれを買ってみたのだけど、贈った人はどうだっただろう?

[link:129] 2003年12月25日(木) 21:19

2003年6月16日までの日記


Copyright©2001-2003 Chiaki Kato, All rights reserved.
Contact Us
Do you know DonutFilms?

k-diary script by Office K.

※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。