『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:125] 2003年12月20日(土) 02:05
[link:126] 2003年12月22日(月) 22:39
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[link:129] 2003年12月25日(木) 21:19
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2〜3年前はじめて来た頃は、パティシエイナムラショウゾウがそんなに人気店とはまったく知らなかった。小さいお店だけど、今では外に警備員すら立っていた。へええええ。
でもケーキはほんとに素材の味が生き生きとしていて、何かスタンダードなものがとっても丁寧に大事にしかもシンプルにすっきりと作られていて、「ほら私おいしいでしょう!」と言わんばかりの派手なおいしさのケーキが多い昨今、安心して味わえるたいしたケーキだなあと感心するのだ。
まあそれはさておき、前回来た時、ウィンドーの向こうの工房では飴細工の真っ最中で、赤い色のぐにゅうううっとしたでっかい固まりをダーンダーンと作業台にたたきつけていたイナムラショウゾウ氏(たぶん)が印象的だった。でも今日はどの人も気ぜわしくケーキに取り組んでいて、どの人がイナムラショウゾウ氏なのかわからなかった。