忘れ物はないね?:2003-11-22

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

HOME

2003年11月22日(土)そのチラシを入稿にいく

いつもチラシをやってもらっている印刷屋さんへチラシを入稿しにいく。少し前までは受け付けにおねえさんが2〜3人いたが、今ではその人たちはぜんぜんいなくなり、金田一さんという男の人がいつも対応してくれるようになってはや数カ月。金田一さんも3ヶ月に一回ぐらいの割合で変てこな絵を持ってくる人(私)のことを覚えてくれたのか、今日は名前を言わないのに「領収書は加藤さまでよろしいですか?」と聞いてくれた。私が金田一さんの名前を直接聞かないのに知っているのと同じことなんだと思うけど、なかなかよいお店である。しかも「いつもは白黒反転とかなさいますが、今日はこのままでよろしいのですね?」とまで聞いてくれる。はい、いいです。よろしくお願いします。もうお任せで。
そのうち「ホームページ見てますよ。」とか、そんでもって「ライブこないだ行きました。うちの若いやつも一緒につれてったんですけど、いやー楽しかったです。」なーんていうふうに広がっていかないだろうか。いかないな、それは。うん、それはないね。ま、そこまでいかなくてもいいけど、なんかよい店とよいお客の関係みたいな、そういうのいいっすね。

[link:107] 2003年11月22日(土) 00:27

2003年6月16日までの日記


Copyright©2001-2003 Chiaki Kato, All rights reserved.
Contact Us
Do you know DonutFilms?