『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:100] 2003年11月17日(月) 23:25
夜、フランスへ旅立つUさんSさん夫妻に会って、フランスでのぞいてきてほしい所の載った雑誌の切り抜きを渡しがてらごはんを食べた。Uさんたちはフランスで出会った人とのコミュニケーションのために千代紙で鶴なんかを折ってあげる、という計画を持っているらしく、何を折ってあげると外国の人は喜ぶか?と案を出し合った。
そんなわけで久しぶりに折り紙ブーム。鶴もカエルも奴さんもオルガンもカメラも箱もいろいろ折って、あっと言う間にテーブルが折り紙作品でいっぱいに。大人4人が集まってせっせと折紙にせいを出しているのはさぞ変だったろうなあ。
でもいろいろ折ったが、やっぱり「折り紙は鶴だね」という結論に達する。カエルもいいんだけどね、いいんだけど、あんまりウケないだろうな...。