『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:81] 2003年10月12日(日) 02:47
今日はひとりでやろうと決めていたが、直前になって川口さんの出演を知り、せっかくなので数曲リコーダーを吹いていただいたりして、かなり心強かった。
今日は会場のデジタルピアノを使ったが、ちょっと頼りない飛び道具としてHOHNERのコードオルガンを持って行った。このコードオルガンは小さくて、左手は押すとコードが鳴るボタン式のかわいいやつなんだけど、スイッチを入れると中で常にブーンとモーターの回る音がすることと、ボリューム調節ができないことと、ラインアウトがないことと、コードオルガンのくせにコードがすごくちょっとしかないことが玉にキズ、っていうか致命的。ないコードは右手の部分で弾けばいいじゃん、と思うかもしれないが、右手部分は鍵盤ハーモニカに毛の生えたぐらいしか音域なない。したがってメロとか右手でやるとコードはできない。なので、あるコードだけでなんとか曲をでっちあげてやってみた(それでも使ってみたかった)。しかし音色的にはそれほど飛び道具でもないので、結果的にちょっと『...?』な感じだった。が、まあ使えたのでよしとすることに。後は反省はもりもりと。
川口さんと近藤さんのユニットはウクレレと笛とか、ウクレレとサックスとか、その他川口さんのミラクルな楽器繰り出しも見事に功を奏し、とても楽し気でよかった。青山さんや中森さんもよかったなー。出演時間がよくわからなくて観ることができなかった人たちは残念でしたが、盛りだくさんなイベントでした。来てくださった方々、関係者の方々、どうもありがとうございました。おつかれさまでした。
打ち上げで行った台湾料理屋さんで「干し豆腐」というものを食べた。豆腐がでてくると思っていたらが麺状になったちぢれた湯葉のようなもので、噛むと弾力があって気持ちがよい変わった食べ物だった。お腹いっぱいになって帰宅。