『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:75] 2003年10月03日(金) 02:01
[link:74] 2003年09月27日(土) 22:36
[link:73] 2003年09月26日(金) 00:03
[link:72] 2003年09月25日(木) 02:50
[link:71] 2003年09月23日(火) 00:25
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しかし、私は用事が長引いて、やっと表参道から電車に乗る頃すでにお店での待ち合わせの時間になってしまい、あわててプロデューサーとPに電話をすると、PはPで千駄木をまちがえて千駄ヶ谷へ行っていた。なのでプロデューサーに平謝りして、それぞれが『じゃあ到着は8時頃かなあ...』と言ってはみたが、千駄木よりかなり手前の霞ヶ関あたりですでに8時はまわっていて、再度連絡をとりあったところ、偶然Pも私も同じ電車に乗っていることが判明した。なんといい加減な私達だろうか。そしてその「いい加減さ」の「さじ加減」も同じとは。
そうこうしてたどり着き、ミーティング開始。
なんとなくではあるが、私の中ではもうすでにタイトルと大枠は決定しており断片的なシーンも浮かんでいる。が、なにぶん思いつき段階なので、それをみんなでさらにイメージを膨らませて、ありったけの思いつきをまた並べまくる。出るわ出るわ、みんなアクセル全開である。鼻息荒くインドカレーをたいらげた後、調子に乗ってマンゴーアイスを注文したが、それは見事に失敗。アイスクリームのひとつの特徴である『冷たさ』があまりなく、さらにアイスクリームのもうひとつの特徴である『乳脂肪っぽさ』と『甘さ』が極端に突出していた。つまり『ちょっとぬるめでめちゃくちゃこってり甘すぎ。脂肪が口に残る。』珍しく途中でギブアップしてしまった。しかしSさんの注文した「インドのアイスキャンディー」だというシロモノ『クルフィー』とかいうやつなんてもっとすごくて、デザートなのにとっても複雑な味だった。ちょっと帰りにお腹が痛くなった。遅刻の罰か。