忘れ物はないね?:2003-09-13

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2003年09月13日(土)お祭り

町内のお祭りで、あちこち子供山車やお神輿がうろうろしている。
この辺りでは、お祭りが近いと駅のスピーカーでもお祭り音楽を流しているのだが、今日はどうもいつものテープじゃないな、と思ったら、角をまがった商店街のすみっこに軽トラックの荷台にぎゅうっとお神楽演奏隊の人たちがつめこまれて演奏していた。でもそのまわりには特になにもお神輿とかお祭りの様子も人だかりもなく、ポツンと軽トラック一台きりが止まって荷台で人が生演奏しているという不思議な状況だった。
私はこういう小規模のお祭りの生演奏が大好き(大きいのも好きだけど)なので、スワッ祭りだ!と思い立ち止まって生演奏を聴いていたが、あまりに誰も立ち止まってなくて、軽トラックの人たちが私の視線に恥ずかしそうだったのでちょっと私も恥ずかしくなって場所を離れてしまった。
明日はきっとお神輿とセットで町を練るに違いないから見に行こう。

[link:64] 2003年09月14日(日) 01:09

2003年6月16日までの日記


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