『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:63] 2003年09月14日(日) 01:01
[link:64] 2003年09月14日(日) 01:09
[link:65] 2003年09月15日(月) 14:13
[link:66] 2003年09月17日(水) 19:28
[link:67] 2003年09月18日(木) 23:43
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この9月にライヴツアーをするので友達に宣伝してね、とのこと。
かれこれ10年ぐらい前に私が少年王者館で役者をしていた頃、鈴木翁二さんの『マッチ一本の話』を上演したご縁で、北海道のおうちへ遊びに行ったことがある。翁二さんは、もちろん漫画も素晴らしいが、その人としての趣きもなんともいえない味わいがあり、とても魅力的な人だ。私が遊びにうかがった時の写真は(意図的ではないが)なぜかへんてこなものばかりで、頭にほっかむりをしたまま眠っているのとか、スカートをたくしあげて川に入っているのとか、『ホルモン焼 かとうちゃん』という看板の下で笑っている(これは意図的)のとか、あんまりまともなのがないのだけど、旅自体はとても楽しく、よい旅だったことを覚えている。
それ以来だから、ほんとにもう久しぶりで、翁二さんは FAXもくれたのだが、『加藤千明(秋)様』と完全に私の名前すら忘れてしまっていて、予備の漢字まで書いておいてくれたものの、どっちもまちがってるよ!ああ、やっぱり10年も経てば忘れちゃうよね、私のことなんか...。と思わず泣きそうになったのだが、その直後に電話をくれて、『チアキのアキは水晶の晶だった!今思いだした!』と言ってくれたので、よかった。
そんな翁二さんのライヴツアーは9月23日(火)ウエストダーツクラブ(052-779-0186要予約)にはじまって東京、天童市、仙台と北上するそうです。
名古屋の方はぜひ行きましょうね。
ところが、東京は翌日の24日で、なんと私のライヴと同じ日だったのだ。なので、翁二さんには申し訳ないが、東京に住んでいる人で翁二さんのライヴに行きたい人は前日に名古屋へ行って観るか、翌日天童市のジャズ喫茶ラグタイム(023-654-8075)へ行くか、さらにその翌日仙台のBook Cafe火星の庭(022-716-5335)へ行って観るかしていただき、24日はぜひ吉祥寺MANDA-LA2(0422-42-1579)へ私のライヴ『ゆわかしと口ぶえ』を観に来ていただきとうございます。
しかし日本全国の鈴木翁二ファンの方々、これを逃す手はないですよ。