忘れ物はないね?:2003-08-10

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2003年08月10日(日)夏休み

8月も中ごろとなり、世間はすっかり夏休みモードのようです。私は毎年「新潮文庫の100册には騙されるもんか!」と思いつつ、新潮文庫とは別の読書の夏です。なぜか私は夏はどうしても「ミーン、ミンミン....と蝉が鳴き、シーンと静まり返ったでかい畳の部屋から縁側を通り過ぎて、向こうの森へ続く曲がりくねった道」みたいな景色が思い浮かぶような読み物を手にとってしまう。でも景色だけ浮かんでも全然読み物として面白くない、いわゆるハズレをひいちゃったりしたことも何度かあります。ま、それはそれとして、子供向けのミステリーは結構面白いね。

大根はエライのオケを録ったり、譜面を書いたり。
来週には久住さんの歌も入れたデモができあがるはず。
『ゆわかしと口ぶえ』の記念すべき第一回に久住さんに出演してもらってからはや1年と半年。ようやくあの場での思いつきが実現。久住さんなんか、歌ができるのを待ち切れないで絵本まで出版しちゃった。すごいなあ。でも、この歌を一緒に作れてほんとによかった。

[link:37] 2003年08月10日(日) 23:34

2003年6月16日までの日記


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