忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2003年08月31日(日)名古屋へ帰った

さて、季節は夏休みの最後の最後、という感じですが、そういうことも全く関係のないわたくしはちょっと名古屋に帰ってきましたのです。
名古屋ではいとこの結婚の披露パーティーがあって、わたくしも日頃履かないハイヒールなど履いたりしまして、髪の毛も無理矢理アップなどにしたりしまして、イメージとしましてはムーミンに出てくる『ミィ』のような格好で出席して参りました。
いとこはとてもきれいでうれしそうで、親戚一同もお互い久しく会っていなかった者同士顔を合わせることができて、とてもよかったのでした。
でも蚊にさされすぎた。

[link:52] 2003年09月02日(火) 21:43


2003年09月01日(月)トキントキン

先日、名古屋出身二人、静岡出身一人、東京出身一人の四人でごはんを食べた際、『えんぴつがものすごくスルドい様をなんというか』というのが話題になりました。私がすかさず『トキントキン』というともう一人の名古屋出身者が普通に同意、その他の二人はぜんぜん同意を表さず、それによって、静岡でも東京でも『えんぴつトッキントキンに削った』というのが通用しないことが分かって大変ショックをうけたのでした。
念のために補足しますと、名古屋の辺りではえんぴつ以外にもつららの鋭いのも『あのつららトキントキン』です。しかし、ナイフとか包丁などの平っぺたいものがいくら鋭くてもそれは『トキントキン』とはいいません。あくまで『立体的』に鋭く尖ったものが『トキントキン』ですので、『トキントキン』を使ってみたい方はおまちがいのないようご注意ください。

[link:53] 2003年09月02日(火) 21:44


2003年09月02日(火)犬の打撲

ゆうべ家の犬をさわっていたら、胸の変なところに左側だけ『しこり』のようなものがあるのに気が付いて心配していた。するとしばらくして、あちこちで『オエー』をしはじめ、心無しか足元もちょっとおぼつかない感じに見えたので『もしや腫瘍?癌では?』とますます心配になり、今日私が東京に帰ってくる前に動物病院へつれていった。
すると先生はやさしく胸の『ぽっこり』をなでながら、『99%打撲ですね。腫瘍の可能性は1%ぐらいでしょう。自然に治りますから、そうっと様子を見てみましょう。』とおっしゃった。どうも2週間ぐらい前、あがりかまちのところへ飛び上がろうとしたところ、そこに置いてあったスリッパに『ズルッ』となり、飛びあがりそこねて胸を打ったらしい。
どうもそれが腫れているようだった。そしてその『オエー』の原因は単なる食べ過ぎと、私が買ってきた食べ慣れない『おやつ』のせいだろうということだった。半泣きで病院へ駆け込んだ私と母を先生はやさしくなだめてくださり、『今日は何も診察していませんからお代はいただきません』とおっしゃった。ああ、世の中って素晴らしい。先生、本当にどうもありがとうございました。癌じゃなくてよかったけど、お騒がせして申し訳ありませんでした。

[link:54] 2003年09月02日(火) 21:43


2003年09月03日(水)またやってしまった

非常勤講師をしている学校の夏休み明けて、今日は私の授業のはじめての日だったが、朝から電車の中で過呼吸を起こし、途中下車した後遅刻してしまった。
前にも一度途中下車したことがあったけど、その時とは違う駅だったのでまだよかったが、今回も朝の忙しい駅長室のソファで寝かせてもらった。うとうとしている間、駅長室の隣の駅務室では数人の駅員さんがバタバタと活気づいている声がしており、その様子を夢うつつに聞いていたら、なんだか一人だけやけに「べらんめえ口調」のお調子ものの人がいて、一体どんな駅員さんなのか気になった。そのうち、ほかの駅員さんも結構キャラの強い人ばかりだということに気がついてその駅務室をのぞいてみたくなったが、身体は動かず、そうこうしているうちに眠ってしまった。
目が覚めると、隣の駅務室からは朝礼を行っている声が聞こえてきた。そうっと起き上がってみたら大丈夫だったので、
駅員さんが全員集合しているところをペコペコとお礼を言いながら通り抜けて学校へ行った。
その頃学校でも朝礼をやっていて、私は非常勤なのでいつも朝礼には出ないから知らなかったのだが、『加藤先生は今○▲駅の駅長室で寝てるそうです。』と言われていたらしい。
ご迷惑をおかけしたみなさま、すみませんでした。駅員の方々、ご親切ありがとうございました。

[link:55] 2003年09月03日(水) 22:12


2003年09月04日(木)こんなせっぱづまった時期に

いや、こんな時期だからこそ、部屋の模様替えを企てているのである。が、企てているだけで、まだ前々々準備段階。
つまり、模様替えをするためにまず捨てるものそ捨てたい。捨てるもの、というのはなんだかわかんないけどどんどんどんどんたまっていく書類、テープ、本、などが主である。
中でも、郵送されてきたいろんな通知書類とかはやっぱり切り裂いてから捨てないとちょっとね、と思うので、切り裂いて切り裂いてビリビリビリビリとやり続けて手が痛くなった。
それでもなんの束かわからんファイルの中から以前ドイツ旅行をした際、そのてんやわんやぶりを詳細につづったドイツ日記が出て来たり、昔のへんな顔のパスポート写真が出て来たりして面白かった。
あと小学校2年生当時の絵日記には4日連続で『おとうさんの病院へ行きました。』とあり、病名は書いてないものの、読めば明らかに『痔』だな、とわかる日記で、その4日目の終わりに先生の言葉が『おとうさん、痔だったのね。』と赤ペンで書かれていたのには笑った。
そんなこんなしているうちにだいぶ模様がえにむかっている。

[link:56] 2003年09月04日(木) 23:35

2003年6月16日までの日記


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