忘れ物はないね?:2003-07-16

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

HOME

2003年07月16日(水)16日その二

お友達のO女史とちょっとした打ち合わせを兼ねてベトナム料理のお店へ行った。そこでは『とにかく生春巻きがおいしいから、生春巻きは一人一本じゃなくて一人一皿ね』という前情報どおり、生春巻きすごくおいしかった。あと『青いパパイヤのサラダ』というのもおいしかったが、青いパパイヤはそっくりそのまま大根で代用できる。でもあれがパパイヤの若い実らしい。へえへえへえへえ。豆腐の中に具をつめて揚げてあるのとか、イカ団子とか全部おいしくて、マンゴープリンもやっぱりすごくおいしかった。最近マンゴーものが好きになってるような予感。
そのお店はスタッフ全員がベトナムの人で、ビールも『333ビール』と書いて『バババビール』と読むらしい、見たこともないようなビールとかも豊富だった。料理もすごくおいしいが、特に店員の中に、コント赤信号の小宮さんをもっとやせさせて、ベトナム方面へ行ってもらった感じのお兄さんがいたのが印象的だった。そのお兄さんの笑顔がとても素敵なのだ。いわゆる営業スマイルなんだろうが、ぜんぜん営業スマイルに感じさせない。何か頼むたび、ほんとによい笑顔で応えてくれ、心遣いもばっちりのデキる彼であった。
『ベトナム茶』はほのかにココナツの香りのする変わった味だったなあ。

[link:22] 2003年07月18日(金) 00:00


2003年07月16日(水)ゆるい毎日

忙しさ、その他がなんとなくひと段落し、ゆるい毎日を過ごしている昨今、この機会にもう一度ピアノの練習曲を練習し直してみるのはどうかと思い、実家から持ってきていたいろいろな曲を弾いてみている。
が、うちにあるのはエレピで鍵盤ぜんぜん足りない。ちょっとむなしいが、それでもやってみる。左手がダメですな〜。
右手もそこそこダメ。むむ〜。

ジム・キャリーの『Man on the Noon』を観る。
これってアンディ・カフマンという実在したコメディアンの
短い生涯を描いたやつ。ジム・キャリーは特別好き、というわけではないんだけど(そこそこ好き)、この映画はかなり好き。っていうか、アンディ・カフマンも好きになったんだけど、その人にスポットをあててこの映画を作ったすべての人が好き、と思った。
ボーナス映像で未公開シーンが入ってて、それを観たら、『もしそれらがカットされなくて本当に映画に出て来ていたら、もっといろんなことがわかりやすかっただろうな』と思われるシーンばかりで、それを結局カットしているところも、この映画の場合すごくいいな、と思った。

[link:21] 2003年07月16日(水) 15:08

2003年6月16日までの日記


Copyright©2001-2003 Chiaki Kato, All rights reserved.
Contact Us
Do you know DonutFilms?