『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:20] 2003年07月15日(火) 01:30
まあそれはさておき、そんな憂鬱なウィークエンドを乗り越え、今日は某CMの新しいバージョンを歌いに行ってきた。
製品自体に新しい機能がつき、その新しい機能のとこがどうもマトリックスぐらいすごいことになったので、唄でも私なりにかなりアナログ的にマトリックスを体現してみた(どういう意味か?そもそもいったい何のCMか?この説明じゃ絶対わからんでしょう)。そればかりか、スタジオでは、昨今ではなかなかお目にかかれないツマミやボタンのかわいいマシーンやシンセに会えて、それはかなり楽しかった。いつもながらに、作曲の栗原さんマジックも炸裂していて、できあがりがすごく楽しみです。