『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:13] 2003年07月05日(土) 00:17
っていうかもうすでに蚊。
蚊に異常にさされやすい私はちょっと外に出るとすぐさされて困ります。
その昔、神社で一度に32箇所もさされたことのある私です。そう思ってできるだけ露出をさけた格好をして出かけても出ている所(たとえそれが足首から下でも)を集中攻撃されます。ちょっと八百屋さんの店先で品定めしていても、ちょっと洗濯ものを干していても、ちょっとだるまさんがころんだをしていても、です。
もちろんオープンカフェなんてところに行った日には
おちおち恋人と愛の語らいもしていられません。
『ジュテーム(ぼりぼりぼり)』、『イッヒリーベ(ピタンッ、ぼりぼり....)ディッヒ(爪で十字つける)』
『すいません、(ピタン)このトマト一盛り(ピタン)ください(ぼりぼり)』
『だーるまさんが......(かゆっ、かきたいっ)こー..(あ〜もうがまんできん!)ろんだっ(だめだーっ!ぼりぼりぼりぼりぼりーーーっ)。あー、ちあきちゃん動いたー。』
といった具合です。
しかもむかつくことに思いっきり血管の上をさされるのです。蚊はよく知っているなあ、と感心している場合ではないのです。もちろん私だって殺生はしたくありません。けど、キィィィィッ!となってしまうのです。
中学の頃、卓球部にいた友達が、蚊が腕にとまったので、そのまま筋肉をグッとやったら、蚊が筋肉の硬直した腕の表面に足をとられ、動けなくなったのを目撃しました。さすが卓球部。だてに腕の筋肉があるわけじゃないんだな、と感心した憶えがあります。
今、私には何ができるでしょうか。