忘れ物はないね?:2003-06-24

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2003年06月24日(火)鳥を嫌っていた自分

をちょっと反省。
っていうか、じゃあ今大好きになったのかというとそういうわけでもないんだけど、とりあえず『鳥って嫌い』と言うのはやめようと思った。
それは『WATARIDORI』っていう映画を観たからなのだ(単純)。この映画って話題になってんのかなってないのか知らないけど、まるで『動く!聴こえる!生きたリアル鳥図鑑』みたいな映画で、それが半端じゃなかった。「鳥がカメラを怖がらないように卵からヒナを孵して育てて、飛ぶ時も鳥と一緒の高さのすごい近いところを小型の飛行機みたいなやつで一緒に飛びながら撮影したりした」とかいう話しを聞いていたけど、実際みたら『えぇっ?これって一体どうやって撮ってるのー?』っていうような絵ばっかなのだ。観ていれば観ているほど鳥たちが人間くさく見えてきて、今まで私は「鳥って無表情〜。ふん、へんなまばたき。」と思っていたけど、見事にそれが打ちのめされたのだった。なにしろ鳥がかわいい。おかしい。正面顔もいい。無表情なのがいっそう表情豊かに見えてくる。そういう意味ではとてもすごい映画だった。
が、惜しかったのは映画として見るとストーリーがないとはいえ、もうすこしツッコんでまとめる方法があったんじゃないか、と思うところと、ちょっと『仕込み』すぎ?の気配がないでもなかった。あんだけすごい絵を撮ってるんだからもったいない、と思ってしまった。
とはいっても、あれは観たほうがいいと思う。大画面で。

UさんSさんに噂の『ぽん酢』をついにいただく。
ほほー。

[link:7] 2003年06月24日(火) 01:06

2003年6月16日までの日記


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