忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2003年06月26日(木)

が横殴りに降る中、遠くで仕事。
靴がびしょびしょになって、靴下までしっとりして
気持ちが悪かった。
学校の授業で、ある難しいことを簡単に説明するために
例えとして『熊』の絵を描いたら、学生にこのうえなく笑われた。

マーナちゃん、という謎のブラシがお気に入り。
もとはお弁当箱洗い用のブラシなんだけど、それ以外にも
たくさん用途がある。

[link:9] 2003年06月26日(木) 00:30


2003年07月01日(火)名古屋へ行ってました。

いろいろ用があったり、友達に会ったり、犬の散歩を久しぶりにしたり。
親友に子供が生まれて、先日のゆわかしと口ぶえでコルネットを聴かせてくれた元ザボンドボンの中野明美と私で彼女の家に押し掛け、仲良し会合をした。今年のお正月にまだ生まれたばっかりの赤ちゃんを見たきりだったので、もう一度ご対面。半年と少し経った赤ちゃんは見違えるほど顔がはっきりしていて、友達にもその旦那さんにも似ていた。かなり私好み(女の子だけど)。
ママになったその友達も中野明美同様、中学からの親友で、高校の試験では育児についての『自分の子供がよその子供を泣かせてしまった時、どういう対処をするか。』という問題が出題された時、『自分も自分の子供を泣かす。』という珍回答をした人である。
その人がみるみるうちにママらしくなっていて、当たり前だけど赤ちゃんをだっこする姿もすっかり板についている。しゃべり出すと何も変わっちゃいないのだけども、高校生の頃などは想像もしなかった「親友の傍らに赤ちゃんがいる」という状況に、ちょっとした驚きを感じたりした。でもってさっさとおむつを替えたりしている彼女を頼もしく思ったりもした。時の流れというのは面白いなあ。

[link:10] 2003年07月01日(火) 22:49


2003年07月02日(水)お買い物日和

渋谷方面にお買い物。
バーゲン真只中である。
バーゲンでつい買っちゃう、というパターンがすっごく
嫌いな私は、最近特に『衝動買いをしない人生』を心掛けているのである。昔にくらべたら随分衝動買いをしなくなったものだ。
しかし、そうはいっても衝動買いしちゃうものもある。それは楽器。楽器は出会いだし、特に古い楽器にもし出会っちゃって『あ、コレ』ってなったら買っちゃわないと後で後悔する。今日も御茶ノ水の楽器店でヤマハの赤いオルガンに出会ってしまった。もうちょっとで買うところだったが、試奏してみると音の出ない鍵盤があり、他にももう直しても直らないダメージがあるとのことだったので断念した。
あれがもしちゃんと音が出ていたらたぶん買っちゃっていたから、ちょっとほっとした。

[link:11] 2003年07月03日(木) 02:57


2003年07月03日(木)急ぐ日

することがいろいろあって、時間制限もあって、なのにいちいち忘れ物をしたり、することの内容が難しくてはかどらなかったり、な一日。
これほどスピードを出したのは何年ぶりか?というぐらい猛スピードで自転車をこいだ(しかし立ちこぎはせず)。
自転車って乗れるようになると、乗れないマネはできないのが不思議だ。乗れなかった頃はなんでこんなもん乗れるのかさっぱりわかんない気分だったが、一旦乗れるようになってしまうと乗れない感覚が思い出せない。ハンドルをぐりんぐりんにバランスとれないようにするのは『わざと乗れないふり』をしている感じがする。乗れない、というのは自分では一生懸命まっすぐ走っているのに自転車ごと傾いて行ってしまい、最後には転ぶ、という感じだったと思う。今それをやれ、といわれてもできない。人間の学習能力はすごいなあ、と猛スピードしながら思った。きっと『綱渡り』とか、『傘の上でやかんを回す』とかそういうのも、やっぱりいくら想像したってなんでそんなことできるのかさっぱりわからないが、いざできてしまうとできた時の感覚が『なるほど』という具合に自分でわかるのだろうな、と思える。一度は綱渡りとかやってみたいものだ。

[link:12] 2003年07月04日(金) 00:24


2003年07月04日(金)蚊の季節です。

うっかりしていましたが、季節はもうすぐ夏。
っていうかもうすでに蚊。
蚊に異常にさされやすい私はちょっと外に出るとすぐさされて困ります。
その昔、神社で一度に32箇所もさされたことのある私です。そう思ってできるだけ露出をさけた格好をして出かけても出ている所(たとえそれが足首から下でも)を集中攻撃されます。ちょっと八百屋さんの店先で品定めしていても、ちょっと洗濯ものを干していても、ちょっとだるまさんがころんだをしていても、です。
もちろんオープンカフェなんてところに行った日には
おちおち恋人と愛の語らいもしていられません。
『ジュテーム(ぼりぼりぼり)』、『イッヒリーベ(ピタンッ、ぼりぼり....)ディッヒ(爪で十字つける)』

『すいません、(ピタン)このトマト一盛り(ピタン)ください(ぼりぼり)』

『だーるまさんが......(かゆっ、かきたいっ)こー..(あ〜もうがまんできん!)ろんだっ(だめだーっ!ぼりぼりぼりぼりぼりーーーっ)。あー、ちあきちゃん動いたー。』

といった具合です。
しかもむかつくことに思いっきり血管の上をさされるのです。蚊はよく知っているなあ、と感心している場合ではないのです。もちろん私だって殺生はしたくありません。けど、キィィィィッ!となってしまうのです。
中学の頃、卓球部にいた友達が、蚊が腕にとまったので、そのまま筋肉をグッとやったら、蚊が筋肉の硬直した腕の表面に足をとられ、動けなくなったのを目撃しました。さすが卓球部。だてに腕の筋肉があるわけじゃないんだな、と感心した憶えがあります。

今、私には何ができるでしょうか。

[link:13] 2003年07月05日(土) 00:17

2003年6月16日までの日記


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