忘れ物はないね?日記2002.7.4〜7.28
7月28日(日) ●tone summit vol.13、楽しく終了。来てくださった皆様、イベントに誘ってくださったマルタくん、ラショウさん、マンダラ2その他のスタッフの方々、どうもありがとうございました。 ●いやーそれにしてもまたまた飛び道具でしたなー、チアキテルは。とまどったお客さんもいらしたことでしょう。一番にしてもらっておいて本当によかった。しかし、個人的にはリハではほとんどうまくいったことのない(のにやるなよ!)低域フレーズのところがバッチリうまくいった曲があって、うれしかったなあ。その反面、ずっとうまくいっていたのに、すっごく訳わかんない所へいってしまったやつもあって、まあそれはそれで自分でおかしかった。本番は何が起きるかわからないし、自分も何をし出すかわからないのが最高に好きです(全然反省になってない)。テルミンは2台あると、単音が2つしかしかないので、『(ハモリも含めて)合っている』か『合っていない』かしか存在しない。だいたい合っている、は存在しない。『合っている』という状態は『ピッタり合っている、あるいはピッタリハモっている』状態でないとキモチワルイ。すなわち、ちょっとでも気を抜くとすぐキモチワルイ。なのでチアキテルはそのキモチワルさを他でカバーしなければならない。が、顔もこわい。MCもダブルボケ。もうおやつ攻撃しかないではありませんか。ということで、梨としめじがお手元にいった方はおめでとうございました。 ●ラショウさん、マルタくんのダイナミックな演奏を堪能した後、軽く会場で打ち上がり、帰宅。 ●私のアルバムをお買い上げいただきましたみなさま、どうもありがとうございました。次回は10月27日に『ゆわかしと口ぶえ』でお会いいたしましょう。 |
7月27日(土) ●マルタくん、ラショウさん、そしてチアキテルが集う夏の夜の祭典(?)は明日です。 ほんの一部分をのぞいて、それぞれお互いの内容はまったく知らないので、一体どんなことになるのかよくわかんないですが、きっと楽しいことはまちがいないでしょう。 チアキテルはトップです。どうぞ遅れないでお越しください。 |
7月26日(金) ●いよいよ追い込みにかかってきたチアキテルリハ。 チアキテルやった後は「あっちむいてホイ」をすると勝つ確率がすごく高いことが判明。私は「あっちむいてホイ」は苦手で、目の前でホイ!と指をむけられるとついホイ!とおんなじほうを向いてしまって負けるんですけど、チアキテルやってる時はいくらじゃんけんで負けてホイ!とやられても、途中でつられないで、しぶとく違うほうを向けるのである。これは絶対、脳が緻密に分割されてスルドクなっているに違いない。あと、瓶の中を泳ぎまわる小さいメダカの数もパッと数えることができる。 チアキテルは、実はすっごく冷静になってないとできない。一つのことをしながら落ち着いて、あ、今の状況はこうだな、次はこうだな、あれも来るな、まちがえたな、ハモってないな、あ、戻ったな、足痛いな、これをこうしとかなきゃ....。と、これはそう、つまり災害時における機転と冷静沈着さの基本である。チアキテルをやっておけば、地震が来たときにあわてずさわがずストーブを消したり、通帳や土地の権利書を持ったり、眼鏡を持ったり、服を着替えたり、寝癖を直したり、チョコレートをポケットにいれたり、お茶も持ったり、おにぎりをにぎったり、卵焼きを焼いたり、たこウインナーも焼いてお弁当箱に詰めたりできるということだ。すごいね。 |
7月25日(木) ●今週の日曜日にせまったイベントtone summit vol.13、主宰のマルタくんは私なんかがマルタくん、なんて呼んじゃいけないような大ベテランだけども、実はこの間のゆわかしと口ぶえにゲスト出演してくれたやなちゃんこと柳原陽一郎さんと同じルーツのふるーーくからのお友達なのです。めったに会わないけども、やなちゃんよりは連絡をとりあっていて、いつか一緒になにか..と私もずっと思っていたところへ、このイベントにお誘いをいただきました。 なんかうれしい。チアキテルって誰とも対バン(っていうの?)できないんじゃないか、と思っていたので、それについてもうれしい。みなさん、ぜひ見に来てください。でもチアキテルはあくまでチアキテルなので、チアキテル見て怒っちゃいそうな人はあらかじめ来ないでくださいね(予防線)。 |
7月24日(水) ●寝不足のまま、そして寝違いの首のまま朝5時起きで熊谷の学校へ。 ●学校の休み時間にトイレでふと鏡を見たら、その鏡がなんかやけに客観的に映る鏡で、きのう家では『前髪、(変だけど)別にそんなに変でもないじゃん』と思っていたのに、そこの鏡に映ったら自分でドキッとしてしまった。変だ。すごく。 |
7月23日(火) ●チアキテル用品用の素材集めと買物。こういうことはものすごくサクサク進むのがチアキテルであった。 ●首、寝違えて痛い。かなり。 ●前髪があまりにうっとうしくなって、衝動的に自分で切った。すごい変になってしまった。ギザ、ギザ、となったままどんどん短くなっていった。 |
7月22日(月) ●チアキテルリハ。この進歩ぶりは第一回を見てくださった人にしかわからないかもしれないけど、確実に進歩している。が、まだまだ、チアキテルはこんなもんじゃない(はず)。休憩は多いが密度は濃いのである。 終わってRomちゃんとなんとなくうどん屋さんを目指したが、もう閉まってて、大戸屋でうどんを食べる。つい話しこんでしまい、なんか真面目な話をとりとめもなくおしゃべりをしてしまった。でもしゃべりながら、なんか自分の言ってることと、心の中がなんとなくズレていってしまい、ちょっとRomちゃんを混乱させてしまったか?反省反省。 |
7月21日(日) ●チアキテル関連作業。来週の日曜日に第二回チアキテル(イベントだけど)がせまっているということもあって、ここんとこはずっとチアキテル週間。うまく行くといいなー。 |
7月20日(土) ●あー、祝日だったのねー、海の日だったのねー、土用の丑だったのねー。 うなぎ屋さんの息子や娘はこの日だけはどんな用事もことわって家業の手伝いねー。いたいた、学校の先輩にも。 浜松とかはやっぱりそういう人が多いんだろうか?サラリーマンの人すら、その日は有給とって実家の手伝いに帰ってくる、なんて話も聞いたことある。 ●近所の養護学校で夏まつりをやっていて、昼間っからドンドコきこえていた。 今年もそろそろ浴衣着よう。一昨年あたりからやっとこさ、ひとりでなんとか着られるようになったので、Pちゃんと、一年に一回は浴衣を来てかき氷を食べる会をやることにしている(でもまだ去年一回やっただけ)。早いなあ。もう夏だった。 |
7月19日(金) ●もらったメダカを受け入れる準備を整える。 うちに使ってないなんか火鉢みたいな瓶みたいなでっかいのがあったので、そこへ移すことにして、砂利やら水草やらを買いにいく。まだ小さすぎるので大きいところへ移さないほうがいい、と言われたが、メダカはでかいところで飼うのがよい、という説もきき、まあ、どうせいつか移すのだから、自然に近い状態になるように水も汲みおいて環境を整えておくにこしたことはない。 ●テルミン練習しなければいけないのに、メダカにかまけて夜になってしまった。 しかも、昨日のリハの筋肉の疲れが今日になってどっと出て来たのか、もう歩けないほど背中や足が疲れていて、とても練習どころではない感じになってしまっている....。 |
7月18日(木) ●一日じゅうチアキテルのリハ。ここへ来てまたいろいろ....。 チアキテルのリハの後は脳の細分化が進み、5〜6人の人に一度に話しかけられても聞き分けられるんじゃないか、という気がしてくる。 ●Rom家からメダカの子供らをもらう。Rom家のメダカはメダカというより(干されて縮んでからの)ニボシぐらいの大きさらしいが、この時期まだまだ卵を生み続けているようで、そのおかげで、ほしいほしいとわめいていた私のうちにも、めでたく里子に出してもらえることになった。ビンに水草と砂利などを一緒にしてわけていただいたが、ちっちゃーーーーーっ!ちいさすぎる!小学生のある夏の盛り、友達のお父さん(新聞記者)が、汗を拭き拭き帰ってきて、『ひゃあ、あついあつい!今日はあつい!』といって、友達がメダカの赤ちゃんを隔離(親と一緒にしておくと食べちゃうから)しておいたコップの水ごと一気飲み、友達は半狂乱、という事件を思い出してしまった。なるほど、こんなちっちゃくて(埃ぐらい)透明だったら飲むよ。その話を聞いた時はうっそ〜〜、と思ったが、これを見ると納得できる。いやー、大事にします。Romちゃんどうもありがとう。 |
7月17日(水) ●きのうにひきつづき、チアキテル関係。今日は譜面書き。ちょっと夏バテ気味。すぐ眠い。 |
7月16日(火) ●一日チアキテル曲作り。こ、これは....できるのか???すべてはRomさん力にかかっているということで...。 いつものように、私は作曲者の特権を活かして、難しいところはRomちゃん....と(内緒で)。 ●夕方になって、また図書館をうろうろして、加古先生の本がリサイクルコーナーに出てないかどうかチェック。 それから、高野文子さんの東京コロボックルの元ネタにもなっている佐藤さとるさんの『だれも知らない小さな国』(これはもう読んだ。)の続編の『豆つぶほどの小さないぬ』を借りる。 ●大親友U5さんの7月14日の日記に白金台のminaへ行ったらどれもこれも私にプレゼントしてくれたくなるようなものでいっぱいだった、と書いてあった。うんうんmina大好きだよーん。高いよーん。プレゼントしてしてー。別にプレゼントしてもらう理由なんか何もないけどいいじゃーん。と思う私であった。minaのデザイナーの皆川さん(男)というひとは、あんなかわいいものをいっぱい好きなように作れて(実際はいろいろあると思うがそれはとりあえず無視。)、にくたらしいー、とも思う私であった。最近はもうひとり気になる手芸家の人がいて、その人の作ったかばんなどはそれもまたすっごくよくて、空気公団のゆかりちゃんたちはその人と雑誌でコラボレートする企画があったとかで、その人のお家へ行ったそうだが、すっっっっっっっごいでっっっっっっっかい壁一面に自作のかばんがかけてあったそうだ。いいなー、友達になりたいなー。中林ういさんという人だけどね。 |
7月15日(月) ●13日に浅草でふらっとはいったディスカウントストアで買った2匹の木彫りのくまのうち、一匹を北海道に住む仲良しのイラストレーターの早川司寿乃へ送る。しずちゃんとはもうずっと会っていないけど、手紙やFAXのやりとりでへんなものを見つけたり、へんなことがあったりすると報告しあっている。北海道には木彫りのくまはさぞ多かろうと思うが、こんなのはあまりないんじゃないでしょうか。2匹とも一見、すごいちゃんとした木彫りなのに...。 2匹目。さみしそう...。『やっぱりダメなんだ....』『(奥から)え?そう?だいじょうぶだよー、まあいいじゃん、あははー』なぜこんな二人が仲良しに? |
7月14日(日) ●夕方、仲良しのPちゃんとZさんが来訪。Pちゃんは尾道へ一緒に行ったあのPちゃんである。 今日はその尾道で撮影したドキュメンタリービデオと高知のお土産を持って来てくれた。さっそく胸を踊らせて上映会をした。よみがえる尾道の日々、ドタバタだった道中....。 私にはすごく面白くよいビデオだったが、しいて欠点をいえば、手ぶれによる画面の揺れで酔いそうだし、どこ撮ってるのかわかんない変なカットは多いし、途中でカメラ横にして撮るからいきなり画面が横になったりしてるし、音声には撮ってる風景の映像とまるで関係ない話ばっかりはいってるし(澁澤龍彦の名前をド忘れして思い出そうとしてる会話など)、その会話さえブチブチに途切れてるし(しゃべってる途中でビデオを止めたりまわしたりしてるから)、夜景を撮ってる後ろで延々仕事の電話うけてる会話がはいってるし、とってもストレスのたまるビデオであった。 一緒に見ていたZさんは『酔う、酔う......きもちわる...』を連発、Oちゃんもずっと黙ったままであった。きっとこれは私やPちゃん以外、誰も、たとえ私を目の中に入れても痛くないほどかわいがってくれてるおじいちゃん(いないけど)とかが見たとしても、ぜんぜん面白くないだろうと思う。しかし本人達にとってはとても大事なよい記録となった。Pちゃんありがとう。 ●そしていただいた高知のトマトはめちゃくちゃ美味しく、感動。甘くて果物のようだ。 |
7月13日(土) ●浅草、それから御茶ノ水の楽器店をまわりチアキテルグッズの買物。 チアキテル資金として前回の売り上げが数千円貯金してあった(しかしそれとて、それよりはるかに多くの持ち出しがあったため、あくまでニセの貯金であり、儲けではない)ので、それでいそいそと楽器などを買いあさる。結果、チアキテル資金という名のニセの貯金はあっさりなくなり、またまた持ち出しの二人であった。 ●浅草で、待ち合わせの前にふらふらと入った安売りの店で上のほうの棚の隅にぽんと置かれていた2匹の木彫りの熊(2頭、とはとても言えないちっぽけさ)を発見。その前には本物の熊の頭がついた毛皮ががあああっとつりさがっていたが、その木彫りはあまりにも威厳なく、力なく、バカっぽく置いてあった。世の中にお土産用の『木彫りのくま』なんて掃いて捨てるほどあるが、どうもこんなに不格好な木彫りのくまは見たことがない。2匹とも同じもの、というわけではなくて、まったく違う木彫りのくまだが、2匹ともシャケをくわえてもおらず、シャケをつかんでもおらず、どう見ても2匹とも失敗作に見えるところが共通している。どっちを買おうか迷ったあげく、選べずに両方買うことに...。 それをレジへ持って行くと、レジのおばちゃんが、『あ、このくま、気になった?気になるよね...。実は私も。』と言いながらにやにやと包んでくれた。 ●御茶ノ水へ移動して、ロムちゃんと別れてから古本屋の通りへ。稲垣足穂のまだ読んでいない短編がはいった安い本と昔の山下清展のパンフレットを買う。 一匹目。ただ口を開いて笑っている木彫りの熊。 |
7月12日(金) ●先日の仕事のMIXの修正作業と、ラショウさんから送られてきたイタチョコインターネット絵本ドラマのとっかかりを少しやってみる。 ●イタチョコ関係は最後までこういうキケンなやり方で進んでいくんだろうか。いくんだろうな...。しかし面白い。 ●そして帰って、引き続きチアキテルを考える時間。そのほかはとくに何もなし。今日は桃を食べるかメロンを食べるか、ケーキにするか、うーむ。このところ毎日豪華である。方々の親族に感謝。 |
7月11日(木) ●チアキテルのもろもろを考える時間。 考えてるときはものすごくできそうな気がするが、いざそれをカタチに移していくと.....。 そのほか、ゆびびんきょくへいったり、銀行へいったり、宅急便を出しにいったり。 いただきものの桃を食べた。おいしかった。普通の桃は中が白っぽいのに、この桃は真っ赤だ。もっと食べたかったけど、がまんする。あと3個ある。 |
7月10日(水) ●仕事の都合でずいぶん行けなかった熊谷の専門学校へ。今年は一年生が30人もいて、広い教室で教えるのは私一人。知らず知らずのうちにかなり声をはりあげていたりして、げっそり疲れる。 ●帰りにその疲れを癒すかのようにお気に入りのお店にふらふらと立ち寄り、かわいい服を見つけて購入。Tシャツなんかアメリカの子供サイズのめちゃかわいいのが980円で、色違いで買ってしまう。 |
7月9日(火) ●久しぶりに休日モード。 天気の様子を見つつ、洗濯などに挑戦。北海道のお土産にメロン、とうもろこし、いくら、アスパラなどがどっさり届き、夜はホワイトソースを作っていくらとかにのホワイトクリームパスタとアスパラととうもろこしをもりもりいただく。アスパラもやわらかく、とうもろこしも甘くておいしい!ごちそうさまでした。 |
7月8日(月) ●むせ返るような暑さ。 ●酵素パワーで有名なライオンの洗剤『トップ』のCMに歌で呼んでいただく。現在放映中の『ナショナルふき掃除機』に続いてまたまた家事シリーズ。今回はガシガシのロックバージョンに私のヘナ声がせいいっぱいの元気さで歌っている、という面白さ。あの有名な『酵素パワーのトオオオオップ!』を歌えて楽しかった。ありがとうございました! ●終わってチアキテル秘密リハ。だんだんおさらいがこなれてくると、どんどんやることが増えていくのがチアキテル。道具とかもばんばんその場にあるものでつぎはぎつぎはぎしてつけ足して、バージョンアップに見えないバージョンアップを重ねており、確実に進化しているのであった。しまいには『足の指をバラして押さえれば.....』『こっちの足で徐々にこれを押すポーズになれば....』『ここにコレをはめれば.......』など、足がつって筋肉の変なところが痛くなるような技の案が出始めて、さすがに本気で疲れてしまった。ほんとに足が痛い。しかし、計画はどんどん出てくるので、あとは体力(それと演奏力)。長かった一日。 |
7月7日(日) ●七夕。空気公団の山崎ゆかりちゃんたちと遊ぶ。ゆかりちゃんのおうちへおじゃまして、いろいろごちそうになったり、おしゃべりをしたりした。ゆかりちゃんとは年もちがうし、今までこんなにおしゃべりをしたことはなかったけど、音楽のことやそうじゃないこととかも、話していることがよくわかり、うんうん、うんうん、という感じだった。とても楽しかった。窓の外の夕焼けがとても印象的。 ●その一方で出来上がった曲の大事な大事なマスターが先方の手元に届いてないことが判明。 土日で、先方の宅配便の仕分けセンターが開いていなくて、どうやら私の送ったDATはそこに一括で運ばれてしまったようであったが、それが受け取れなかったという事態になってしまったらしい。とにかく、明日を待って、もしなにかトラブルが起こっていたら、サブのDATをすぐさま届けられるように準備する。 この一件で、日にちに余裕があるからといって、土日には大きな組織に宅急便を出してはいけないことを勉強した。 関係者のみなさま、ご心配おかけして申し訳ありませんでした。 |
7月6日(土) ●なんとなーく、先日のライヴが終わってからずずずずずず〜〜っと忙しいような感じで、ちょっとバテ君、いやバテ気味。朝起きたら頭が痛くて気持ち悪くて、二日酔いか?(ゆうべワインを3cmぐらい飲んだ)と思っていたらお腹も痛くなってきて、手とかが痺れてきて、どうも貧血の症状のようであった。なのでしばらくぼえ〜〜〜〜〜としていたら、間もなく回復。昨日とんかつ食べてスタミナつけたと思ったが、あんまりついてなかったようだ。 まあそれでももうよくなったので、ご心配なく。 ●私はたまに人から目と目の間が離れている、といわれますが、それは小さい頃からで、小学生のとき友達と目と目の間を測りっこしたことがある。そのときは友達は3.5cm、私は4.1cmだった。が、目と目の間というのはご存じのとおり鼻のつけ根でもあり、ごつごつして測りにくい。メジャーを使えばいいが、そんな大げさにすることもないか、と思い、そのときの計測方法は定規を片目の目頭にあて、そのまま鼻の骨を中心としてカーブに沿って定規を浮かせてもう片方の目頭へくっつける、というものであった。が、私としては、『ふん、5mmぐらいの差じゃ、大したことないよ。』という気分でいっぱいで、それ以来人から『目と目が離れているね』と言われる度に『だからー、それは、鼻のつけ根がぺちゃんこ(それは自分でも認める)だからそう見えるだけで、実際はそうでもないんだ。』 ということにしてきた。しかし、ここへ来て改めて再び『目と目が離れている』という聞き捨てならぬ発言があったため、もう一度計測してみることにした。あの計測から約20年目のことであった。 今回の計測はもうコドモじゃないんだから、目と目の間、そして目と目を直線で結んだ延長線上の顔の幅も測ってその比率をはじき出す、という手のこんだやり方を採用。『加えて鼻のつけ根を中心として定規を動かす』方式はやめて、顔の正面に定規をあて、まっすぐ正面から見た『見た目の』目と目の幅、顔の幅を出すことにした。要するに真正面から写真に撮った直線分の幅。こうすると定規を動かさないので誤差も少ない(っていうかメジャーを使え、メジャーを)。 果たして、私の幅は3.7cm(わん曲がない分以前の数値より少ない。)、顔との比率は0.28であった。ちなみにOちゃんは0.2。この数値が大きいほど目が離れている、ということになる。 ちなみにデビット・ボウイは0.18。中谷美紀(TVブロスをめくって手当たり次第に、測定したのでこの人選は一応無作為。)0.23。これなら私より広いだろうと思った清水ミチコも0.27。いろいろやった結果、大体平均は0.22ぐらいのようだ。四捨五入して0.2の人は『離れていない』、0.3の人は『離れている』という感じでほぼ分類されるようだ。ということは、やはり私は(清水みっちゃんも)イメージだけではなくて、本当に離れているということになった。しかも、結構離れている。数字には逆らえない。うぬ〜〜〜、なかなか私の0.28を上回るつまり私より目と目の間が広い芸能人はいないではないかーーーーっと思って市川実和子を測ったら0.33だった。 まあ、そんなにムキになるのも大人気ないので、このへんでよしということにして、計測終了。要するに市川実和子さんにくらべればぜんぜん私は目と目は離れていない、ということであった。目と目が離れてて鼻のつけ根がぺちゃんこでも、愛嬌があっていいよねっ。 |
7月5日(金) ●このところずっとたずさわっていた曲のMIX作業に立ち会う。いや〜皆さんのおかげで楽しい曲に仕上がりました。楽しかった一連の作業も、ひとまず私のするべきことは一段落して、あとはオンエアを待つばかりになった。 この仕事をさせてもらって、作詞作曲するだけじゃないいろいろなことが経験できたし、普段の自分のエリア外である現場にも行けたし、すごく楽しかった。が、そういうのを見ているうち味わっているうちに、すでに今回の反省点や今回は試さなかったことや、やらなかったテーマなんかがどんどん浮かんできて、『ああ、次はこういうこれこれしがじかを....』などと考えてしまうのであった。 ●夜は豪勢にとんかつを食べにいく。すっっっっっっっっごくおいしいとんかつ屋さんで、友人のU5さんたちと行った時、U5さんをして『今まで食べたとんかつの中で一番うまいとんかつだ』と言わしめた名店である。 ほんとに味もサービスもいうことないお店なんだけど、もうひとつ私には親近感を感じてしまう理由があって、それはそこのお店で使っている食器は岐阜にある美濃焼でもわりと斬新な作風で有名な小田井窯という窯元の作品なのですが、たまたまうちの父が岐阜の人間で親戚一同が美濃地方に散らばっている関係で、小田井さんのところの器は私の実家でも愛用しているのです。初めてそのとんかつ屋さんに行った時、実家で使っているお湯のみと全く一緒のお湯のみでお茶が出てきたので、すごい親近感が湧いてしまった。うちのいとこなんかは小田井さんのところの息子さんと同級生らしい。というほどローカルな親近感。思わず『ご出身は岐阜ですか?』と尋ねそうになったが、がまんした(その後のリサーチで違うことが判明)。 とにかく普通ではちょっと食べられないほどおいしいとんかつなのです。 |
7月4日(木) ●某所へ収録を見にゆく。 普通の収録とかロケとかと違って、今日のは普通とちょっと違う収録(ってどんな?)だったので、こういうものを見せてもらうのは初めて。いままで見た事のなかった世界のプロフェッショナルの仕事を間近で見たので、すごい興奮してしまった。というか集中して見入ってしまった。う〜〜む。すごいなあ。 また告知してもよい時期になったら改めて今日のことを書こうと思っています。 帰りに初対面の方々とごあいさつをして、別れ際に『じゃあ、がんばって「宮本輝」でも読んでくださいね。』と言われ、なんのことがぜんっぜんわかんなくて、キョトン?としたまま、その場を離れたが、家に帰ってその意味がわかった。かばんのポケットい突っ込んでいた『ユリイカ*特集 高野文子*』の裏表紙がたまたま宮本輝の本の広告で、かばんから『宮本輝』という字だけがデカデカと見えていたのだった。ああ、これのことか、これを見て言ったのね。すっきりした。しかし、私は宮本輝は読まないのであった。別に好きでも嫌いでもなんでもなく、ただ今んとこ全然読む気はない。だからなんとなく、初対面でしかも次はいつ会うかわからない人から『宮本輝を愛読している人』、と思われたままなのはなんとなく不本意なのであった......。しかし、訂正のしようはない。ま、いいか。 ユリイカは高野文子さん自身が対談で自分のことをしゃべっているところは興味深かった。が、いろんな人が高野文子さんを分析しているところは、わりとどうでもよかった。ざーーーっと読んだけど、ほほうこれは面白い分析だなあ、と思えるのはあんまりなかった。 中には読んでいるうちにイライラしてくるのもあった。別に私がイラつくことはぜんぜんないんだけどねーー。 |