9月2日(日)
今日はちょっとへとへとです。もうおやすみなさい。
9月1日(土)急に9月ですね。新宿では大変な事故が起きたりしてこわいです。ちょうど
防災の日、みなさん、急な災難には気をつけましょう。
今日はいろいろ雑用をやり、事務的作業もやり、電車でGOなんてやり、サ
ンマを食べた。とっても静かな日だった。
しかし10,000を目前にまたカウンターがこわれて、ずっと直らない。普通
に行ったらもう10,000出てるはず。このビミョーな数を残して手前で足踏
みしているのはけっこうもどかしい。早く直ってー。レンタル先のことはよ
くわかんないけど。
昨日書いた今度結婚する親友に聞いた話だけど、神式の結婚式でつけるあの
日本髪のかつらは最近はひとりひとりに合わせたセミオーダーメイドなのだ
そうです。しかもとっても軽いらしいのです。そのおかげで、花嫁さんが普
段とかわらず頭なんかを振りすぎるので、式場のひとは見ていてひやひやす
るのだそうです。だから『あまり頭を振らないように』と注意されたらしい。
しかし、それにしても式の準備で『かつら合わせ』に行くと、頭は日本髪、
顔はすっぴん、服装はジーパン(ていうか普段着)、というあまりにもとっ
ぴな格好になるので、本人も果たして『これでいいのかどうか』わからない
そうです。面白いですね。
8月31日(金)
自分で引き受けておいて〆切りギリギリまで引っぱっていたことを一気にやる。
それは今度結婚する友達の二次会のパーティーに関する幹事の仕事。
そりゃあもう彼女のためだから何だってやるよォ!と思って司会進行役まで受けて
しまったのだけど、できるのだろうか?私に司会が。ふとい縞々の背広(!)を着
て蝶ネクタイするぐらいの勢いじゃないとできないような気もしてきた。
とりあえず今日は案内ハガキを作って宛名書き。やりながら、彼女と毎日のように
一緒だった十代二十代前半の頃を思ってちょっとキュンとしてしまった。
今になって明かすが、17歳ぐらいの頃は、今は亡きどんとがいた、あのローザ・
ルクセンブルグに傾倒していて、いつも彼女とライヴに行っていた。同じ頃、RC
サクセションのライヴで奇跡的に前から2列目の席が手に入り、おまけにキヨシロ
ーからTシャツと投げキッスまで飛んで来て『あれは私に投げたのだ!!!』とケ
ンカになったのも彼女であった。(結局ポカッとしていてTシャツは隣の人にとら
れた。)『唐草の風呂敷があったから』という理由で、ドロボウの格好をして写真
を撮ってみたのも彼女と。学校の茶室に黒タイツ姿で忍び込み、壺を盗もうとする
場面を写真に収めるのはかなり勇気がいったものだ。そして私が三越のライオンに
またがった写真を撮ったのも彼女。
こうした数々の超個人的などーでもいい伝説を残しながら私たちは年を重ねて来た。
あ〜もうぜったい泣く。彼女の結婚式なんて出席したらもう絶対泣いちゃう、私。
太い縞々の背広(って今時いわない。でも’ジャケット’じゃない。)を着て司会。
8月30日(木)
空気公団の戸川さんとゆかりさんがご来訪。
空気公団はとてもよい、しみじみとよい空気感を音楽+その他で表現できる数少ない
バンドだと思うのです。ほんとに。などと面と向かって話すのも何なので、その気
持ちをこめてピザを焼いてみた。といってもピザの台なんてとっても簡単。やる気
と市販のドライイーストさえあればスパパパンッとできてしまうのです。
20cmぐらいのまる2枚分。薄力粉250gといってもハカリのない人は計量カップ
2杯半、水1/2カップ、ドライイースト小1、塩小1、全部ボールにぶちこんでまぜ
てよくこねる。こねこね。こねこね。こねこね。手につかなくなったら丸くまとめ
てそのままボールに30分ラップして放置。30分後、丸いかたまりを2等分して軽く
こねこねしてボール状にしてそれを綿棒でのばす。オーブンの天板にクッキングシ
ートをしいて生地を乗せ、フォークでプスプス穴をあけ、上にソース(をつくるの
が面倒な人は市販のピザソース)トマト、ニンニク、ベーコン、バジル、などなん
でも好きなものをのっけて、上からとろけるチーズをたっぷりのせて、オリーブオ
イルもちょっとまわしかけて、200℃のオーブンで1枚ずつ20〜25分焼く。
あつあつのうちに食べる。さめるとうまさは半減するので一度に焼かないほうがよい。
ね?ほとんど丸めてのばしてのっけて焼くだけなのです。これを読んでやってみる
気になった人、ぜひ食欲の秋に自分で作ったピザを食べてみてください。そりゃ、
レストランの味とは違うけど、うまいです。コツは生地をうすーっくのばすこと。
で、まあ、ピザはそこそこだったんですが、とても楽しかった。またゆっくりいろ
いろお話ししたいものです。
それから、今日びっくりしたことは、新潟の友達と電話していたら、その友達の子供
が通っている幼稚園には『ととりき先生』という先生がおられる、ということでした。
もちろん『等々力』と書いて。
以前私は日記の中で『等々力』とかいて『トトリキ』とふざけて呼んでみるという
遊びをしたことを書きましたが、本当に『トトリキさん』と読む方がいらしたとは。
それは大変に失礼をいたしました。面白い苗字ですね。いいなあ。ととりきさん。
8月29日(水)
私がたまに行っている病院はわりと古い総合病院です。
でもどの科の先生も看護婦さんも事務の人に至るまでとてもにこにこ、でもキビキビ
としていておまけにやさしく、とても気持ちがよいのです。
赤ちゃんにミルクを飲ませ中のお母さんが診察室から呼ばれれば、看護婦さんがかわ
ってミルクをあげていたり、お年寄りが何かをしようとしていれば、何科に限らず、
通りがかりの梓みちよ似の看護婦さんや、女子プロにいそうなレントゲン室のおねえ
さんや、プロミスのCMの『姫』にそっくりな事務の人がさっと手助けしてあげたりし
ている。それが媚びたりわざとらしかったり、過保護な感じではなくとても自然で、
なんかてきぱきとした優しさみたいなのがあっていいな、といつも思うのです。
ところが、病院はわりと古い。で、ある時急患のお年寄りがストレッチャーに乗せら
れて、私も順番待ちをしていた内科へ入っていった。診察室のドアはいわゆる観音開
き状のもので、それの片方は固定で閉められており、もう片方のドアを開け閉めして、
人が出入りするようになっていた。で、さきほど入っていったストレッチャーがすごい
勢いで再び出て来たのだけど、その際ドアにガッツンガッツン激突しながら出て来た
ので、思わずまわりのひとは乗っているおばあちゃんを心配したのだけど、看護婦さん
は『あははは、ごめ〜ん、ぶつかっちゃった〜!』といいながら、廊下を向こうへ行
ってしまった。すると、内科のぶつかったほうのドアが歪んだらしく、一旦閉めたも
う一方のドアとめりこみあって、ふんともすんとも開かなくなってしまった。
ガガッ!ガガガガッ!!とすごい音をたてながら、ドアの向こうの診察室側では看護婦
さんが必死でドアを引っぱっている様子。『もおおお〜!やだ〜!壊して行かないでよ
〜!!』と叫んでいるのも聞こえる。結局ドアの向こうで看護婦さんが殴ったりけっ飛
ばしたりして、ドアは開いた。待ち合い室の患者さんは苦笑い。面白かった。
そういうところもなんか人間味があってよい。いい病院です。
今日はデモの唄を録音したりしていたが、マイクにかぶせる『吹いちゃう防止』の器具
が今日に限って手元になく、やむを得ず『いらないストッキングをマイクにかぶせる作
戦』をやった。まあ、それだけのために切ってしまうのもなんだな、ということで、ス
トッキングの形のまま使用。片足のつま先にマイクの先端が来るようにして、残りの部
分はだらーーーんと。苦肉の策で、成功した。でも唄ってる姿は変だったことでしょう。
だらしなくたれさがったストッキングの残りの部分。しかし一応ちゃんとした録音風景。
8月28日(火)
最近えびアレルギーが頻繁に出るようになってしまった。
昔からなぜか生のえび(加熱してあれば大丈夫)をさわったり、お刺身で食べたりする
と触ったところが猛烈にかゆくなって腫れあがってしまう、ということはあったのだけ
ど、えびが小さいと大丈夫だったり、その時々によって出たり出なかったりしていたのに、
ここ最近は100%出る。しかも甘えびのような小さいえびにも即反応する。しかし、私は
えびが大好き(決して名古屋出身だからではありません。これは強く強く主張したい。私は
たとえ東京に生まれていても山形に生まれていても今と同じようにえびが好きだと思う。)
で、症状はどうなのかというと、例えば手でさわれば手が、汁が目にはねれば目が、食べ
れば舌および口の中じゅうとのどの内側が、つまりえびに関わったところ全てが腫れるの
です。まあじんましんの一種なんでしょうか。だからのどなんかは大変です。食道の内側
が腫れてくるのが分かる。ものが飲み込めない。目だって、眼球がぶよんと腫れてきてと
ても気持ちが悪い。これはえび好きにとっては大変悲しいことです。一大事です。
もしかして、これまでえびを食べ過ぎたせいでしょうか?えびの怒り?まあ、フライや天
ぷらなら平気なので、これからは加熱したえびを中心にたべようと思います。
NHKで加古里子先生を見ました。ああして話しておられる加古先生を見るのは初めてで、
とてもうれしかった。いやあ、いつか生でお会いしてお話したいものです。
そしてこれは自慢ですが、私はあそこにならんでいた本の大半は持っています。加えて、
今はもうまったく手に入らない本もかなりあります。いいでしょう?これからも古本屋を
さがすぞ。
8月27日(月)
きのうはあまりにもくたくただったので、日記をお休みしてしまった。
今日は家でいろいろ作業をしていました。
まあそれはおいといて、テレビをつけたらたまたまある商品のCMが流れていた。
その商品というのが私のツボに非常にはまったのです。ちょっと実物を見たい。
それは何かというと、こども(それもかなり幼児)のおもちゃなんですが、それの名前
は確か『いたずらやりたい放題』といって、小型の少し角張った切り株のような形をし
ており、そこに『いかにもこどもが触りたいが、触られると大人が困る物』がいろいろ
はまっているのです。その『いかにもこどもは触りたい』物とはたとえば『ケイタイ電話』。
いや〜、こどもは好きらしいですね〜、コレ。どこに行ってもだいたい大人気です。
それと『マヨネーズ』。これが私のツボだったんですが、マヨネーズの入れ物をむにっと
押すと、中身がニョロッと出てくるおもちゃ。ワハハハハハ!地味!でも確かにこどもよく
やってる!親戚んちのこどももすごかった。しかもその子は出してマヨネーズ飲んじゃってた。
これから分かることは、やっぱり、どこの家でもこどもにマヨネーズをひねり出されて困って
いた、ということなのです。私には何がツボか、というと大人がみんなで考えに考えた商品が
その『マヨネーズ』だというところがおかしくてしかたないのです。でもCMではその中身が
どうなっているのか、いまひとつ見れなかった。ぜひおもちゃ屋へ行って、自分でやってみ
たいです。
でもね、思うんです。こどもがこんなんでおとなしく『やりたい放題』しているわけはない。
こんなマヨネーズのおもちゃを与えたら、かえって『本物とおもちゃの区別がつかない』か、
『結局おもちゃでは飽き足らな』くなって、やっぱり本物のマヨネーズに手を出すに違い
ないと。で結局、どこの家でもやっぱり本物のマヨネーズをひねり出されるに決まっている
のです。こんなこと少し考えれば気がつくと思うんですが、ちがうかなあ...?だからこの
『いたずらやりたい放題』が果たして売れるのか、とても心配です。あのマヨネーズだけ
バラ売りしてくれれば、ちょっと私が欲しいくらいなんですが。
押すとニョロッ、と(偽の)マヨネーズが...。